episode17 ページ19
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数時間して目が覚めれば 彼から連絡が来ていた
ひゅがくん明後日16時には撮影終わるから17時待ち合わせとかでもいい?
ひゅがくん家まで迎えに行くわ
Aありがとう🥲
家変わったから住所送っておくね?
○○市 〜〜 …
よし!と意気込んで 立ち上がれば 今日はどんな動画を撮ろうかな〜なんて考えながらリビングへと向かう
ピンポーン と インターホンがなり 少しビクッとしてしまう
また特定されてたらどうしよう … なんて少し怯えながらモニターを見れば知ってる顔が映る
そのまま扉へ向かい開ければ 少し驚いた表情でこちらを見る彼
「 急に出るとか不用心か 、 モニターちゃんと見た? 」
『 ちゃんとみて出ました! 』
「 そっか 、 なら良かった 」
そう言って私の頭を撫でる彼は数ヶ月前と同じ人物だとは思えないほど甘かった
とりあえずどうぞ? と 部屋へあげればリビングのソファへと腰掛ける彼の隣に座り " 急にどうしたんですか? " と聞く
「 いや 、 仕事早く終わったし、あれからなんも無いか心配だったから…一応? 」
『 大丈夫そうです 、今のところ 』
「 そっか 、 良かった 。なら帰るわ 」
ソファから立ち上がり帰ろうとする彼に
寂しさが募り つい手を掴んでしまった 。
" え ? " と 驚いた表情でこちらを見る彼 。
『 良かったら 晩御飯食べていきませんか 、 』
気づいたらそんな言葉を口にしていた 。
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作者名:ちょこちゃん | 作成日時:2023年9月22日 1時