４、いつもの4人 ページ4
・ ・ ・
少し歩いていると、馬が走る音と
聞き慣れた声が聞こえてきた。
「さすがですね！ハク」
「スウォン様こそ」
兄様だけではなく、ハクも一緒だった。
二人で流鏑馬を楽しんでいるみたい。
辺りをキョロキョロ見回すと、
イル陛下とヨナ姫が城から兄様とハクを
見ていた。
私は、パッと思いつく。
すぐ行動よっ！
ハクと楽しそうに話している
兄様に声をかける。
・
『兄様、ヨナ姫を馬に乗せてあげてくれませんか。
きっと姫様喜ぶと思います』
・
兄様とハクは急に声をかけられ、
二人同時に驚いていた。
ふふ、と微笑むと兄様は、馬から降りてきて
私の頭を優しく撫でた。
「A！着いていたのですか」
やんわり微笑む兄様。この笑顔は昔から
変わらない、私の大好きな笑顔。
『兄様、ヨナ姫をこちらへ呼んでも
構いませんか？』
「ええ、もちろん」
私はくるっと向きを変えると
姫様に声をかける。
『ヨナ姫！良ければこちらへ来ませんか？
兄様が馬に乗せてくれるそうです』
途端に隣にいた陛下は焦った表情になり、
身を乗り出すように私を制する。
「A！」
陛下の制する声に
反応したのは兄様だった。
「大丈夫です！馬に乗るだけですから」
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猫田みるく(プロフ) - 羽琉さん» コメントありがとうございます！こんな作品で良ければお待ちくださると嬉しいです(T_T) (2019年6月22日 13時) (
レス) id: 944aada4e9 (このIDを非表示/違反報告)
羽琉(プロフ) - 続編待ってます！！ 応援してます！！ (2019年6月21日 21時) (レス) id: d4a111688e (このIDを非表示/違反報告)
猫田みるく(プロフ) - ルリさん» ルリさんありがとうございます(*‘ω‘ *) 私も初めてなので探り探りで頑張りますね！ (2019年6月21日 13時) (レス) id: 944aada4e9 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ(プロフ) - スウォンの妹の小説がなかなか無いので嬉しいです！！！！お気に入りさせていただきました！！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年6月21日 0時) (レス) id: f44adf4250 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫田みるく | 作成日時：2019年6月19日 23時
