ヒロインにもビール瓶をむけるのは間違ってると思います！【るぅと】

7話 ページ9

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A side





ジ｢………。いや…違うなぁ…｣

『ジェ、ジェルくん？大丈夫？』



みんなで屋上から戻ったあと、1人でブツブツと何かを呟いているジェルくん。

いつも明るくてうるさいくらいなのに、今は、真顔で何かをブツブツと考えている様子。



こ｢えっ？ほんとに大丈夫？怖いんだけど!!｣

莉｢とうとうジェルも壊れたか…｣

る｢殴ったら治りますかね？｣

さ｢まぁ、やってみるか!!いけ！るぅと!!｣



いやいやるぅとくん!!ダメだよそれは!!

さとみくんも！なんだよいけ！るぅと!!って、ポケモンかよ!?



てか、ホントに大丈夫か？



な｢あぁ〜みんなジェルくんは大丈夫だよ。｣

こ｢えっ!?なんで分かるのなーくん!!｣

な｢ジェルくん、さっきの芸がウケなかったから、考えてるんだよ。｣

こ｢なんだぁ…そうなんだぁ〜｣



ジェルくんが壊れたわけじゃないことを知ってほっとした。



のもつかの間。



ジ｢いっってぇぇ！！

は？なんなん！？るぅと!!｣



なんと、さとみくんから出陣命令が出されたるぅとくんは、ジェルくんの背後から近づき、ビール瓶で後頭部を殴ったのだ。



さ｢ｱﾊﾊｯ!!⤴るぅと‪w‪wおまっ…ナイス…!!‪w‪w｣



廊下のど真ん中で大笑いするさとみくん。
その横で達成感に満ち溢れた顔をするるぅとくん。





組長の雷が落ちるまで後……





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