ヒロインにもビール瓶をむけるのは間違ってると思います！【るぅと】

3話 ページ5

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A side





そんな2人に反論しようと口を開いた。



『でっ、でも！なーくん聞いて！』



が、



な｢ん？先輩だよ？｣

『ぁ、ななもり先輩。
あの、るぅとくんも悪いですよ！私なんもしてないのにビール瓶でパコーンって！！』

さ｢ﾌｯ‪w‪wパコーン‪w‪wビール瓶‪w‪w｣



笑い転げるさとみくんを無視して話を続ける。



『どう思いますか!?』

る｢悪いのはAだよ！僕のプリン食べたじゃん!!｣

な｢プリン食べただけで怒ったの？｣

る｢だって、いちごミルク味のプリンだったんですもん。10個限定の…｣

な｢それはAが悪いね。｣

『えっ！？』

ジ｢それはAが悪いなぁ〜｣

『えぇっ！？』



みんなが次々にAが悪いと言ってくる。



勝ち誇った笑みのるぅとくん。



『(は、腹黒だぁ…)』



心の中で思っただけなのに、こちらを睨むるぅとくん。



『ﾋｪｯ…ごめんなさい。』

る｢もういいですよ。1年に1度しか売られてないんですけど、気にしてないですし。1年に1度だけど、また来年買えばいいですし。｣



全員-るぅと｢(絶対気にしてるだろ…！)｣



『本っ当に！ごめんなさい！！』



もう1度るぅとくんに土下座をして、昼食を開始した。





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莉｢あれ？そう言えば、ジェルくんもAと一緒に食べてたよね。｣

る｢えっ！？｣

ジ｢莉犬、ｼｰｯｼｰｯ｣

る｢ジェルくん？ﾆｺｵ…｣

ジ｢ご、ごめんなさぁぁぁい！！！｣



屋上にジェルくんの叫び声が響いた。





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