12話 ページ14
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莉犬 side
『ふんっ……』
莉「ちょっ、A?何怒ってんの?」
あの後ホントはAたちと行きたかったけど、場所がわからないって園田さんが言うからしょうがなく一緒に来てあげた。
莉「(ほんっと、優しいなぁ。俺)」
『だって、るぅとくんが嘘ついた。』
莉「嘘?」
話を聞くと、るぅとくんがAに当番だと嘘をついたらしい。
莉「はぁ!?るぅとくんの嘘で俺園田さんと2人で行くことになったの?」
許せない。
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A side
る「あっ、A!莉犬!!一緒に座りましょ!!」
莉「『やだっ!!』」
る「えぇ?」
『嘘つきには座らせませーん!!ねっ?莉犬くん。』
莉「そうでぇーす!るぅとくんなんて、あっち行っちゃえぇ」
移動教室では自由席で、いつもはるぅとくんと莉犬くんと3人で横に並んで座ってるけど、今日は座らせない。
私と莉犬くんは怒ってるから!
行っちゃえ、行っちゃえぇ〜と莉犬くんと2人でるぅとくんを追いやってると、るぅとくんは諦めたのか私達と1番遠い席に行ってしまった。
『あっ…やりすぎちゃったかな?』
莉「あぁ、どうしよ…なーくんに怒られちゃう…!!」
今度は、どうしよう、どうしようと莉犬くんと2人でガタブル震えていた。
すると、
園「黄瀬くん、隣いいかな?」
るぅとくんは、園田さんの問いかけに返事をしなくて、園田さんはそのままるぅとくんの隣の席に座った。
園田さんは嬉しそうな顔をしながら、るぅとくんにお話していた。
『(なんか、やだ。)』
授業が始まったが、私はるぅとくんと園田さんが気になりすぎて、全然集中出来なかった。
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一方その頃、るぅとくんの心の中。
る「(フッ、フフッ……2人の反応が面白すぎる…!!)」
悲しませてしまったと2人が思っていたるぅとくんは、Aと莉犬くんの反応を面白がっていただけでした。
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バナナくんが尊い!! - キラキラ光るビール瓶はパワーワードww (2021年5月23日 12時) (レス) id: 27be45b75d (このIDを非表示/違反報告)
カム - え、とても続き気になる... (2020年5月6日 1時) (レス) id: 87b7e0e311 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク?(プロフ) - 初コメ失礼します!続編も楽しみにしてます!投稿頑張ってくたさい! (2020年3月14日 17時) (レス) id: 12273d42ec (このIDを非表示/違反報告)
リト@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - いやるぅりーぬイケメソすぎ!!るぅとくんマジでかっこいいんだが。だがだが。 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
かふ - おっふ (2020年3月8日 20時) (レス) id: eb027a0605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餅月 | 作成日時:2020年1月18日 12時