【学パロ】幼馴染が美少女すぎる件。【2j3j】 (ページ26)

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季節は夏真っ盛り、8月！
最後の夏休みだし遊びまくりたいところだけど、大体この時期は短期バイトを入れまくっている。

母はお金なんて気にしなくていいって言うけど…お小遣い以上に高いものは自分で買わないとね。

店長「Aちゃーん！2卓焼きそばとイカ焼きね！」

『はーい』

というわけで、炎天下の海の家でバイトしてるわけですが。

『お待たせしました〜…って、あれ』

エクス「…A？」

アルス「わ！Aせんぱいだ〜！バイトですかぁ？」

2卓には見覚えのある2人…エクスとアルスが水着姿で座っていた。

『うん、短期のね。2人は…聞くまでもないか』

エクス「なにその反応」

『いや〜デートの邪魔しちゃってごめん。私のことは気にしなくていいからね』

アルス「ちょっ、Aせんぱい！ぼくたちはそんなんじゃ…！」

エクス「アルスさん、こいついつもこんなんなんで。気にしなくていいですから」

アルス「う、うん…」

顔を真っ赤にして狼狽える彼女と平常心を装っている彼。
…なんでこの感じで付き合ってないんだろう。

『あ、そうだ。せっかく来てくれたし…今度の花火大会、よく見える穴場教えてあげようか』

エクス「マジ？それは助かるわ」

『あとで送っておく。ここだと聞かれちゃうし』

アルス「Aせんぱい優しい…！」

『お礼はアルスのほっぺたでいいよ』

その言葉に、覚悟を決めたらしい彼女が目をぎゅっと瞑った。
私は遠慮なく彼女のほっぺたを堪能する。良い触り心地だ…。

アルス「…も、もういいでふか…？」

『もうちょっと』

店長「Aちゃん！次の料理できてるから！戻って！」

『…はーい』

店長に呼ばれてなおもちもちし続けていると、痺れを切らした彼に引き剥がされた。

エクス「呼ばれてんでしょ、早く戻ったら？」

『ちょっとくらい貸してくれてもいいじゃん』

エクス「ダメ。これ以上はアルスさんが減る」

アルス「減らないよぉ！？」

ナチュラルにいちゃつく2人を横目に渋々キッチンに戻る。
…ほんと、なんで付き合ってないんだろう(2回目)。

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アルス「Aせんぱいって綺麗だよねぇ…えびせんぱいもああいう人が好みなの？」

エクス「え“、何言ってんすか。Aとかこっちから願い下げっすよ」

アルス「(よかった、ボクにもチャンスあるってことだよね？)」

エクス「(ここまできて伝わってないのマジか…やっぱ直球で行くしかないのか…？)」