【学パロ】幼馴染が美少女すぎる件。【2j3j】 (ページ24)

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休み明けの昼休み。
母が貰ってきた薬の効き目が良すぎて日曜日に全快していた私は、幼馴染たちに心配されていた。

「Aちゃん本当に大丈夫？無理しなくていいよ？」

『本当に大丈夫、むしろ怖いくらい元気』

長尾「普通に飯も食えてるもんな」

今日は母に持たされた栄養満点なお弁当を食べている。
そういえば、受験のときも効き目が良すぎる薬とこのお弁当で乗り切ったな…なんて思い出した。

『遊園地行けなくてごめんね。楽しかった？』

「すごく楽しかったよ〜！お友達もできたし！」

『それは良かった。お友達ってどんな人？』

そう聞くと、待ってました！と言わんばかりに彼女の目が輝き出した。

「パタちゃんって言うの！大人っぽいけど可愛いくて、すっごく良い子だったんだ〜。Aちゃんにも会いたいって言ってたよ！」

彼女は笑顔で話しながら、この子！と写真を見せてくれた。
なるほど確かに大人っぽい…けど、とても楽しそうに笑っている。

「あとね、もう1人いたんだけど…写真がなくて。景くんたち写真って撮った？」

長尾「あ〜写真は無いな、すまん」

「そっかぁ…あのね、アクシアくんっていう男の子もいたんだ〜」

ちょっと黒猫っぽくて綺麗な男の子だったよ！と彼女は続けるが、言葉の節々から違和感を感じた。

一緒に遊びに行ったら最低10枚は自撮りする彼女が写真撮らないなんてある？登下校重なるだけでも写真撮るのに…？

『…もしかしてだけど、別行動してた？』

「うん、男女別だったよ！」

『長尾くん…？？』

私の言いたいことを察したのか、彼は焦ったように口を開いた。

長尾「俺も女子2人は危ないって言ったんだよ。でもパタさん格闘技極めてるらしくて、2人で大丈夫って押し切られてさ」

「そうなの！パタちゃんのおかげで何事もなく回れたんだ〜！」

『そういうことならまあ…』

…ということは、男3人遊園地デートだったわけだ。
ローレン、心中お察しします…。