【学パロ】幼馴染が美少女すぎる件。【2j3j】 (ページ14)

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結局うちの班だけ何かと時間がかかってしまい、完成間も無く後片付け！食べるのは後回し！となってしまった…が！
幸運なことに昼休みも家庭科室の使用許可をもらったので、そのまま昼食を取ることに。

美味しいおやつが確約されているのでうきうきで教室に戻ると、鞄の中にあるはずのものがないことに気が付いた。

『あ、そうだ。今日お弁当ないんだった』

長尾「珍しいな、寝坊でもしたか？」

『ううん、作ったんだけどお母さんの朝ご飯用に置いてきたんだよね』

今日も夜勤明けで疲れてるだろうなと思って置いてきたのに、今の今まですっかり忘れてた。
今日の時間割が最高すぎるせいだな、うん。

「Aちゃんママ、喜んでるといいね」

その言葉にスマホを確認すると、母からありがとうと大好きスタンプが大量に送られてきていた。
少し笑ってどういたしまして、とだけ返しておいた。

───

イブ「じゃあ俺ら購買行ってくるわ」

お弁当組を置いて、私、イブラヒム、明那で購買に向かう。

三枝「あ、ふわっち呼んでもいい？いつも昼一緒なんだよね」

イブ「フワミネイトくんの？うるさそー」

と言いつつ、嬉しそうなイブラヒム。
何だかんだ友達想いなんだよね。

それぞれお昼ご飯を買って足早に家庭科室へ戻る。
運良くクロワッサンも買えたし、今日は最高の日だな〜。

…って、思ってたのに。

叶「Aさん。それ僕のクロワッサンだよね？」

『…え、叶さん、なんでここに』

叶「約束は守ってもらわないと、ね？」

『う…はい…』

笑顔の叶さんに気圧され、クロワッサンを渡してしまった。
いや、忘れてたとか、踏み倒そうとしたわけじゃないよ？タイミングが合わなかっただけで…。

ていうか、叶さんが来てるなんて聞いてないんだけど。
後ろに葛葉もいるし。

三枝「あれ？俺、ふわっちにしか連絡してないよね？」

不破「にゃはは、めっちゃ連れてきた！」

不破、許すまじ。
食べ物の恨みが一番怖いってこと、いつか思い知らせてやる…！

『パン1つ減っちゃった…お恵みください…』

長尾「しゃーねえなあ…卵焼き1個やるよ。あとミニトマト」

「私のコロッケもあげる！足りなかったら他のもいいよ〜」

『優しい…ありがとう…』

幼馴染の優しさにより、なんとか事なきを得た。
ありがとう、持つべきものは幼馴染だね…。

…ちなみにこの後、ローレンと雲雀と刀也も来た。
流石に呼びすぎでしょ。