ヒロイン失落【APヘタリア】

【番外編】Halloween9 ページ32

『ビッチ女ー！！私着替えましたよ』


キッチンからビッチ女を呼ぶと

「だから名前覚えなさいよ。
まぁ着替えたのね。化粧するからね。
じっとしばらく座ってなさいよ。」

控え室のパイプ椅子に私は
座らせられ…ビッチ女が化粧という
モノをしてきた。あ、ああ
な、何か目にぬベタベタ塗られてる。おわぁー
口にも何か塗られた？あ、油
何だ。これぇぇぇ

「顔が騒がしい！！」

軽く頬を叩かれた。

「じっとしなさい。
絶対綺麗にしてあげるから。」

仕方なく黙って、なるべく表情を
動かさないでいると…

「かんせーい！！これ鏡よ」

手鏡で自分を見ると.
凄い。え、これ自分？？

「元々あなた素材は良いのにー
手を加えないからダメなのよ」

『ハァ？素材なんて悪いですよ。
例えるならボロボロで壊されてキャンパス
です。私の顔は…』

「自信持ちなさい！あ、あんたは
私の男を奪った凄い女よ。
可愛くて当然じゃない」

『ほ、褒めてもお金ないですからね
てか、何で急にそんな事言うんですか？
怖いですよ』


「う、うるさい。とりあえずこれで
お店に出られるわね？」

真っ赤になりながらビッチ女が
訊いてきた。ツンデレ？みたいな
性格なのか？？

『はい。ありがとうございます！』

笑ってみると

「それよ！その笑顔でどんどん稼ぎましょう？」

『オーケです。稼ぎまくりましょうね？？』


こうして私とビッチ女は、
お店に出る事となった。

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