ストーカーじゃダメですか【ギラヒム】

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「ギラヒム様!!」


ギ「なんだい」


「えへへ、ギラヒム様」


ギ「だから要件はなんだ」


「美しいですギラヒム様」


ギ「知ってるよ」


「ギラヒム様が話してるぅ」


何だこの娘は

さっきから此方を見てはニヤニヤと

流石に恐怖すらも覚える

いや、ニヤニヤしてくれてるうちはまだ良い

第2形態と言ってはなんだが、一定時間経ったら真顔になりやがる

ついでに今は第2形態だ

流石に1時間もニヤニヤと真顔を繰り返されてれば慣れるが、正直うざい


ギ「ねぇ、もう1時間も君に付き合ってあげてるんだが」


「あっごめんなさい、私もう家出てきますね」


ぎ「そ、そんなに怒ってないよ。この私が一緒にいてもいいと言ったのだから、安心して居ればいい」


「でも今日の寝床を作らないとですし、草も取りに行かないと」


ぎ「寝床は、ここではダメなのかい？てえ、草??スカイロフト人は草を食べてるのかい」


「流石にギラヒム様と同じ空間で眠るのは、貧血で死んじゃうので、ちょっと..さっき触れられた時も目から血涙出そうなほど感動してましたし」


ぎ「ふぅん、まぁそれぐらい私は魅力的だからね」


「やっぱりギラヒム様は違いますね
昔似たようなことを言った時はキモイと言われて長い間話して貰えなかったのに!!」


なんだこの娘。私の他にも告白してたのか？

私を愛してると言いながらか？

やっぱり弄んでるんじゃないか

ムカつく


「ギラヒム様?」


ぎ「君は本当の私の美しさが分かってないようだね」


「私が知る以上に美しいギラヒム様!?」


ぎ「まず、この溢れんばかりのオーラ」


「周りを服従させる圧倒的オーラ」


ぎ「センスの塊と言わざるを得ない服」


「全身に菱形を入れることにより、統一感を与えながらも、見えるお体やピッチリとしたお洋服でセクシーさを。更にそれをマントで隠す事により、逆に色気を倍増させる大人の技
見える片耳にのみ付けられたピアスも最高です
」


ぎ「そ、そうだな」


「さらに、私が知るよりも凄いギラヒム様が有るんですか！もしかして第五形態ですか」


ぎ「あ、無いです」


「そうですか( ´•ω•` )でも困ったお姿も素敵」


な ん だ コ イ ツ

ぎ「えーと、寝床と食事だったかな。分かった
今日は初日だから許そう、明日の朝またここに来い」


「はい、ギラヒム様!!お元気で」









はぁ、明日からまともになってねーかな
A

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