愛と引き換えに【JK】

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観念して俺とAの関係を明かせば、俺の予感は的中。根掘り葉掘りと色々なことを問い質された。答えるのに少しでも渋れば疚しいことでもあるのかと疑われて…もはや尋問だった。



HS「へぇ〜いいなあいいなあ〜〜」

「ははは……」

YG「ハァ……満足かよ」

別に隠していたつもりはなかったが、プライベートなことは特に聞かれたりしないから自然と秘密になっていた面もあるようで。便乗して話さなかったのも少し非があったかな。


NJ「じゃあ連絡先も交換してるってことですよね。」

YG「……」

ウリリーダーはやっぱ流石だった。痛いとこ質問されて、俺は素直に頷けずノンアルコールビールを一口飲む。Aも俺の真似をして同じ仕草をするから、こんな時なのになんだか可愛くて笑ってしまいそうだった。

JN「二人共今更惚けても遅いよ！！ユンギだけずるい僕とも交換して！」

YG「な…何言ってんですかっ、俺らアイドルですよ！」

酒が少し回っているのかいつもに増して声が大きい。そんなヒョンはもう三本目を開けようとしていた。

HS「そうだけどユンギヒョンだけなんておかしいです…ヒョンもアイドルですよ？」

YG「…俺らは友達みたいなもんだって、な？」

「う、うん」

アイドルだからダメだ、なんて本気で言っているわけじゃない。ただ、アイドルとしての自覚をしっかりと持っていて欲しくて…

俺だってアイドルとしてきちんと気を付けているんだ。デビューしたての大事な時期だし、スキャンダルにでもなったらメンバーにもAにも迷惑がかかるのは目に見えている。だからこそ、軽率に会ったりなんてしない。

一回会うだけなのに、結構入念だったりするんだ。それはAもよく理解してくれている。


HS「…Aさん、お仕事は？」

「仕事？…えっと、まだバイト…してるけど」

HS「それならマネージャーしてくださいよ！」

「えっ！？」
YG「はぁ！？何言ってんだ！？」

急に仕事なんて聞いて何を言い出すのかと思いきや突然マネージャーになれなんて。そんなのダメに決まってるし無理に決まってんだろ。

YG「おいっウリリーダー何か言ってやれ！」

NJ「あー…いいんじゃないですか？」
YG「お前まで…っ」
JN「おぉ！それなら連絡先交換しても問題ないね」

「や、ちょっと待って…」




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