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JK「っ!ごめんっ、…なさい」
我に返ってぱっと彼女の体を離した。
僕は一体何を_____
「う、ううん大丈夫。」
少し頬を赤らめたAヌナ。それを見て僕まで顔に熱が集まる。どうしよう、僕今、ヌナのこと抱き寄せちゃったよ。
うわああ、何やってんだ!なんて自分でやっておきながら恥ずかしさで居た堪らず情けない気持ちに駆られる。
恥ずかしそうにして目を泳がせながら笑うAヌナは、やっぱりちょっと動揺していて…
ああ本当にどうしよう。
Aヌナを可愛いと思ってしまう自分に、戸惑う。
JK「あ、あの…ヌナ。僕昨日目が覚めたんです」
主張する鼓動を悟られぬようあくまで平然を装ってなんとか話題を振ると、ヌナははっとしたように僕と目を合わせた。
「え…そ、そうなの?昨日も来たのに、」
察して僕に話を合わせてくれたから、よかった。ちょっと助かった。
JK「はい。多分、ヌナが来た後だと思います…ジニヒョンと会いましたか?」
「あ!うん。そういえばジンくんとたまたま…」
ジンくんって……やっぱりヌナもそんな呼び方してるんだ。
Aちゃん、と呼ばれたヌナはてっきりヒョンが一方的にそう呼んでいるのかと思ってた。たった今任意であることを知って…これにも妬いて。今だけはジンヒョンが羨ましい。
JK「ジンヒョン、Aヌナのことすごく褒めてました。可愛いって」
「かわ……??」
ちょっと悔しくて悪戯心でほんの少し揶揄った。…だけなのに、ヌナは赤くなって照れてしまって。僕が抱き締めても赤くならなかった癖に、なんでそんなとこで照れんのか…
JK「ヌナ、もちろん僕も思ってますよ」
「…………っ」
僕の追い討ちに見事に照れるAヌナ。本当に彼氏がいたのか疑いたくなる。
「ジョングクくん……初めて会った時そんなだったっけ、」
JK「へへ、ヌナのせいです」
ソンヒョンさんがこの人に惚れた理由…この短期間でどんどん見つかっていくような気がした。
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Laurent(プロフ) - ぐぅにむさん» ありがとうございます。最近はずっと家に籠ってますのでコロナは心配ご無用です!笑お気遣いありがとうございますふふ。 (2020年4月25日 5時) (レス) id: 1f1ed7af51 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ - 大丈夫です!ってかもちろんです!是非とも最後まで読ませていただきたいです!ですがコロナとかもありますので、体には十分気をつけて、ろーらんさんのペースで投稿してくださいね?笑応援してます! (2020年4月24日 18時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
Laurent(プロフ) - ぐぅにむ推ーarmyーさん» うわああ嬉しすぎます!!;_;そんなに言っていただけるなんて私はなんて幸せ者なんでしょうか;_;本当にいつもありがとうございます……完結まで頑張りますのでどうか最後までお付き合い下さい! (2020年4月23日 0時) (レス) id: 1f1ed7af51 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - 完結が楽しみです!楽しみっ!って感じです。(どーいう感じよ笑)Laurentさんの作品全てが面白くって好きです!他の作品の感想の方にも顔出させてもらいまーす!誘メイをきっかけに占ツクを頻繁に利用するようになりました!誘メイに出会えて良かったです。応援してます (2020年4月23日 0時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅにむ推ーarmyー - こんばんはー!誘メイから見させてもらってるぐぅにむです!新作って出てたので気になって見て見たら、こちらもまぁなんとも号泣必須でぇぇぇ!(うるさい)私が脆いだけなんですかね?こっちも良かったです!これからも見させていただきます!頑張ってください (2020年4月22日 23時) (レス) id: 6734aceaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Laurent | 作成日時:2020年2月6日 22時