恋しい非日常 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:9,200 hit

2. ページ3

・

JK「！…あ、ああもちろん」

顔を上げた先には先程の女性がいて、タイムリーな出来事に少し声が上擦った。

女性はありがとうございます、と頭を下げ再び目が合うと、首から掛けたネームタグに少し触れた。

『初めまして、ユン Aと申します。本日より3ヶ月間、ヘアメイクの研修に参ります。よろしくお願い致します。』

JK「初めまして！ENHYPENのジェイクと申します。よろしくお願い致します」

丁寧な自己紹介に慌ててソファから立ち上がり名乗り返す。

ユンAさん、と…なるほど。やっぱりメイクの人だったんだ。

MN「連絡がなくて申し訳ない。今日からメイクさんと一緒に付きっきりだから…アシスタントみたいな感じかな。
研修が終わったら担当になる予定だから、仲良くしてあげて。」

隣についていたマネヒョンからそう告げられる。隣の彼女は緊張気味なのか表情が少しだけ固い。

ヒョンの口調からするとやっぱり…この人歳近い…？

JK「あ、はい〜」

じゃあ他の子たちにも挨拶してくるね、と彼女を連れ立ち去ろうとするマネヒョン。

去り際に目が合ったと思えば、また会釈程度に頭を下げられてしまった。

・