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今会えなきゃ、伝えなきゃ、今度こそ次はない



彼女の気持ちを知った今では


もう怖がることなんて無いのだから




JK「明日は一日空いてますよね。…なら僕一人だけ明日の便に乗ります。それで間に合うでしょう?」


運転席に身を乗り出しそう主張しても、マネヒョンはそう簡単に頷いてはくれなかった。

MN「無理だ。飛行機のキャンセルはできない。それにお前一人の勝手な判断で仕事に影響が出たらどうする?グループで自分が重要な役割を担ってることくらい、わかるだろ?」

JK「……わかりきってるよ、そんなことっ…」


それでも、そんなリスクを冒してでも、僕は彼女に会いたいんだ。


MN「気持ちはわかるけど……自分がどういう人間か、自覚するべきだ」




それが出来ないなら、お前はこの仕事に向いていない、と。



JK「っ、……………」


僕は何も言えなかった。



YG「……飛行機は大丈夫です」


諦めてこのまま帰るしかないのか、と唇を噛み、涙が溢れそうなのを堪えていた時、隣で黙っていたユンギヒョンがマネヒョンに向かってぼそりと言った。

YG「予約だけならキャンセルも変更もできるはずです。明日に帰るならその後の予定にも影響は出ません。俺は…ジョングガのしたいようにさせてやりたい」

耳を疑って見上げた彼の顔は、切なげで。


MN「お前まで何を言ってる?仮に飛行機はパスできても、明日までどう過ごすつもりなんだ。着替えも泊まる場所もないのに…安易な考えはトラブルを生むぞ。」

YG「当てはあります。都会だし着替えだっていくらでも売ってる。買えばいいんです。……それに、俺の責任でもありますから」

飛行機の手続きは俺がなんとかします、と僕の我儘を後押ししてくれるヒョンに、折角我慢していた涙が、零れてしまいそうになる。


YG「ジョングガの為だってついた嘘が、反対に傷付けることになってた。…気付けなかった俺が悪いんです。ダメなヒョンです、…本当に。だから…お願いします。」

そんなことない。
わかってる、守られていたのは、僕だってわかってるよ。

Aヌナだけじゃない。いつだってヒョンは僕のことを…守ろうとしてくれていたんだ。

ヒョンは微塵も、ダメな人なんかじゃない。

今だって、僕のために頭を下げてくれているのに。



MN「………はぁ…ったく、怒られるのは俺なんだからな。」






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Laurent(プロフ) - ミカさん» お待ち頂きありがとうございます;_; 更新頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します…! (2021年5月16日 2時) (レス) id: 1f1ed7af51 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 待ってました。良かった。 (2021年5月13日 18時) (レス) id: 14f1a948cb (このIDを非表示/違反報告)
Laurent(プロフ) - ミカさん» お待たせ致しました〜〜!!;_;コメント沢山頂いていたみたいで…この作品を長く愛してくださってありがとうございます。引き続きよろしくお願い致します…!! (2021年5月10日 1時) (レス) id: 7c8a826f9a (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 続き気になりすぎてます! (2021年3月7日 21時) (レス) id: 803e2a4328 (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 描くのやめちゃったんですか?待ってます! (2021年1月14日 22時) (レス) id: 3d21976f0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Laurent | 作成日時:2020年6月10日 23時

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