4 ページ5
放課後になった
米屋:弾バカ行くぞー
出水:お前準備早すぎ
咲:今日は2人とも任務なの?
米屋:いや、俺は任務で弾バカは会議だとよ
咲:大変だね、ボーダーって
米屋:俺は楽しくて仕方ないけどな
出水:準備できたぞ槍バカ
咲、また明日な
咲:2人とも頑張ってね
舞は部活、陽介といずみんは仕事
私は1人…大体は陽介かいずみんと一緒に帰るけど、2人の仕事が被ると1人寂しく帰ることもある
下駄箱に向かうと女の子の達の声が聞こえる
女1:王子、今日はボーダーのお仕事?
王子:いや、今日は自宅待機なんだ
女2:それじゃ一緒に帰ろう!!
女3:あっ、ずるーい!!
王子:…えーっと……
王子が困っているようだ
先輩を助けなきゃ
そう思い行動に出た
咲:……あの、王子先輩
女3:何よあんた
咲:す…すみません
米屋陽介から伝言で、任務を手伝いに本部まで来てほしいみたいです
王子:米屋が……?
…分かった、ありがとう
咲:いえ、失礼します
私はそれだけを伝えその場を離れた
王子:ごめんね、また今度
女1:お仕事なら仕方ないね
女2:頑張ってね、王子
王子:ありがとう、またね
王子:待って!!
王子の声に反応し後ろを振り向く
咲:お、王子!!…先輩…
王子:ありがとう、助かったよ
A:…えっ、あ…いえ……
王子がこんなに近くにいる
私を見ている
そう思うと顔に熱が集中する
咲:こ、困っていたようだったので…
ボーダーって緊急の場合呼び出されるんですよね…？
ああでも言わないとあの場から抜け出せないかなって思って…
王子:……緊急の場合はトリガーから呼び出しのコールが鳴るんだ
咲:……えっ、そうなんですか?!
王子:だからすぐに分かったよ
君が俺を助けてるためにしてくれたことだってことを
本当にありがとう
咲:いえ……
王子の綺麗な瞳を直視することができず思わず目をそらしてしまう
王子:そうだ、お礼をさせて
咲:…えっ?!
＊
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ワートリ大好き - 面白いですね！更新頑張ってください (2017年2月25日 12時) (
レス) id: ccac1e297a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：K.saku | 作成日時：2016年7月11日 23時
