第5話 穂海 紬 ページ5
まだ寒さが残る4月
1年生になる入学生は新しい生活に胸を弾ませて校舎に向かう
それはオレたちも例外ではない
相棒＿＿幼馴染のショッピはやや頬を紅潮させてオレの隣に並ぶ
｢まさか高校でまた会うとはねぇ｣
｢ほんと。ツツが試験日にいた時は驚いたわ｣
｢買い物とか散歩だけでも結構な頻度で会うのにさぁ､同じクラスならもはや呪いでしょ｣
ショッピは確かにとクスクス笑う
｢お､クラス分けあんで。見に行こ｣
くいくいとオレの袖をひっぱる幼馴染
はぁいとやる気なく返事をするとオレの手首を緩く掴んで一覧の前に行く
といってもかなりの人だかりで探すのに一苦労だ
｢ん〜...お､1組か。ツツは...なんだクラス違うやん｣
少し肩を落とすショッピを横目にオレも自分で探す
幸いオレはショッピよりは低いものの一般的に背丈は高い
他の生徒より見やすい
...あった
ショッピは1組､オレは2組
小学校の頃はずっとクラスが一緒だったが流石に別れるみたいだ
クラス分けを見たところでショッピと校舎に入る
｢紬ぃ､部活何にするん？｣
｢オレは陸部かな。中学の時結局出来んかったし。ッピは？｣
｢俺サッカー。誘われたんよ｣
部活もバラバラとなるとあまり一緒にいれないかもと思ったが
あまり遠慮のないこの人のことだ
休み時間にでも遊びに来るだろう
ちらっとショッピの方を見ると
綺麗な茶髪を揺らし小首をかしげる
一見優しそうな外見をしているが実はこの男結構ゲスい
中学の時も先輩を弄りまくってたらしい
前世や昔からSっ気はあったが中学生になってから拍車がかかった
｢んじゃまた後でクラス行くわ｣
｢はいはぁい。待ってるよ｣
極めて緩い会話をしてヒラヒラ手を振り返し､それぞれのクラスに入った
教室に入ると数人がざわつく
｢あの人綺麗だね｣
そんな声も聞こえてくるが気にしない
ざわついた教室で目に入ったのは個性が強い男
見覚えはあるがまぁ､あまり気にしないようにしよう
多分そのうち関わることになるだろうし
さ､色々準備しなきゃ
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ルナ - 和蔵睡の作者のルナです。久しぶりに来てみたら、更新されていて安心をしました。私も､更新をしていなかったのは申し訳ございません。 こちらの方も、少しずつ更新を再開しようと思いますのでよろしくお願いします。 (2021年6月6日 22時) (
レス) id: 46e94f5c38 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと＠うみぺるでもどうぞ(プロフ) - 穂海の親のあぷりこっとです。部活が落ち着きましたので遅くなりましたがこちらの更新もさせていただきます。繋げられる方お願いします (2021年6月3日 0時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 和蔵睡の作者のルナです〜。本日更新させていたださましたー！ できたらですけどこの作品も更新してくださったら嬉しいです。 (2021年5月12日 21時) (レス) id: 46e94f5c38 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーめー@サブ垢(プロフ) - 3dsじゃ字数見れないし文可笑しくなるんで明日投稿させてもらいます(rbrオチ指定の蒼葉ニ芽の作者) (2020年11月3日 19時) (レス) id: f0b90c6f93 (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと＠うみぺるでもどうぞ(プロフ) - 紫音ちゃんsideの更新があるので更新させて頂きます (2020年11月3日 19時) (レス) id: 966ade018a (このIDを非表示/違反報告)
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