太宰、中也「「愛してる」」旧双黒

最終決戦　Noside ページ32

Noside





俊「これで」


中也「決めてやる」



ついにやってきたのである異能力戦争が終わる時が…



中也「異能力【汚れちまった悲しみに…】」



俊「異能力【無知自傷】」



太宰「早く終わって欲しいものだねぇこの戦争も…」


清顕「早く、Aをこの手で抱きしめたい…」



太宰「君と同意見なのは気に食わないが…確かにそうだよね」



清顕「異能力【春の雪】」


太宰「異能力【人間失格】」



四人の闘いはそう簡単に終わらなかった……え？何故って…？Aさん？貴方の為なのです…



旧双黒の二人は、貴方を守ろうとし…ARCADIAの二人は貴方を引き戻そうとする…圧倒的に旧双黒の二人が力を入れるのも無理ないかと思われます…



しかし、貴方は到底我慢できない…自分のことで誰かが傷つくことを酷く恐れているから…





『もう、いい！やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！』



俊「A！？まさか！！」



『私の事で誰かが傷つくなんて嫌だ！！それなら！！』




中也「やめろ！A！！」




『治、中也、今までありがとう…さよなら…異能力【愛の行方 消えゆく涙】』




そう、言うと彼女の体に薔薇の茨が巻き付き彼女の体を傷つけてゆく…



俊「異能力【無知自傷】！！」



太宰「異能力【人間失格】！！」



二人が異能力無効化をしても薔薇は消えなかった…




中也「死 ぬんじゃねぇぞ…A」



太宰「まだ、君に」



太宰、中也「「まだ、君に/ 手前に言いたいこと言ってないからね/ 言ってねぇからな」」




しかし、二人は諦めません何故なら貴女を愛してるから…姫を守るのが騎士の仕事それを害 するものは何があろうとも生きて帰れない…

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