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帰り道、中原と神原は本部迄歩を進めていた。神原は服に付いた血が周りの人にばれぬよう、中原に予め預けておいたパーカーを着ていた。夜の横浜の風景は絵に成る程綺麗で、神原は写真を撮り乍『後で絵でも描こう』何て呟き少しウキウキしている様にも見えた。
__こんな奴が”死”に異常な執着を持つ何て誰も思わないだろう。
中原はそう、常に思っていた。最強な異能を持っておいて、その異能に執着もせず誰かに殺してもらうことを望む。でも自 殺はしない。『自分の異能が邪魔で殺してもらえませんでした…』何て云う時も合った。


カシャッ


中原が建物を見る為に顔を上げた時、シャッター音がして神原の方を向く。神原は、ニッコリして

「良いのが撮れました、!」

と云う。『後で絵描くんで描けたら見せますね!』と中原に伝え、また写真を撮り始める。中原はもうこの事に慣れっこで、『、おう』と返事をした。

周りから見れば、この二人はカップル同然だった。だから”マフィア”と気付かれる事は無かった。でも神原は、命を狙われてる事もあり、単独行動禁止になっていた。なので中原や部下達と行動するのが絶対だった。



「中也さん、絵は後日お見せします!今日はお疲れ様でした!」
「、おう、お疲れ。」
首領の報告も終わり、各々の部屋に戻っていく。中原は神原と別れた後、自分の部屋に行く為歩を進めた。廊下にコツコツと靴音が響く。

「…今日は早めに寝るか、彼奴の世話も疲れる。」

そうボソッと云い歩を進めて行った。

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Utsuro(プロフ) - アズサさん» ごめんなさい。コメントは消しておきます。ご指摘ありがとうございました。() 感想もありがとうございます!更新遅くてすみません、;; (2017年10月30日 0時) (レス) id: ca2a39a8d7 (このIDを非表示/違反報告)
アズサ - これはもっとhit伸びるべき。あっ、部外から失礼しました。あとおこがましいかと思いますが、フレンドコード登録し終わったのならそのコメント削除した方がいいですよ。そういうものを気にする方もいるので。面白いです。続き楽しみにしてます。 (2017年10月29日 23時) (レス) id: 0074eb723f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Utsuro x他1人 | 作成日時:2016年10月24日 22時

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