【HQ】国見さんは2年のマネージャーにしか興味ありません ２【青葉城西】

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国見side。

なんやかんやあり、A先輩が去っていく。


引き止めようと思ったが、引っかかった言葉があった。


“彼女さんに誤解されるよ？”


あれはどういう意味だろうか。俺に彼女なんていない。


考えながら、俺は家に帰る。そして、考えてるうちに、夢の世界落ちて行った。




Aside。

最近、くにみんと登校していない。まぁ、そりゃあそうなんだけど。


朝練があるから、ひとりで登校。すると声が聞こえた。


｢あれ？Aじゃん！！おっはよー！！｣


声の主は及川さん。岩ちゃん先輩もいる。


｢あ、おはようございます。｣


岩ちゃん先輩は及川さんに向かってうるせぇよ。と言ったあとに


｢おー、Aおはよ。｣


挨拶を交わしてくれた。


｢国見ちゃんといないのって珍しいね？｣


及川さん、悪気は無いのだろうが、そう言った。


｢あ、でも合宿後半とかもいなかったもんね。｣


全力で抉りに来るの、やめてくれませんか及川さん。悪気はないんだろうけど。


｢はい、くにみん彼女できたみたいなので、一緒に登校するの、もうやめたんですよ。｣


あぁ、うまく笑えただろうか。


｢そうなの？？それならさ、これから一緒に登下校しよう！！｣


｢えっ｣


｢女子を１人で帰らすのは危ないって！｣


断り続けていたら、ずっと黙っていた岩ちゃん先輩が


｢いいからお前は大人しく俺らと登下校しとけ。｣


と言ったので、これから一緒に登下校することになりました。


岩ちゃん先輩男前。

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