【HQ】国見さんは2年のマネージャーにしか興味ありません ２【青葉城西】

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及川side。

｢おっ、着替え終わったね！｣


｢はい。｣


やぁ、及川さん待ちくたびれちゃったよ。嘘だけど！！


まぁ、おふざけはここまでにして……。


｢ねぇ、最近Aと一緒にいないのはなんで？｣


まだ最初。なんていうかは分からないから落ち着いて聞く。


国見ちゃんはやはりそれか、という表情。


｢A先輩が俺のことを避けています。｣


うん、だろうね。見ててわかる。


｢俺もAから避けてるように見えるね。でさぁ、Aが避ける理由は何？｣


｢え。｣


｢あ、Aじゃないし分からないね。心当たりは？｣


国見ちゃん冷静だね！！こんなに優秀な後輩がいて、及川さん嬉しい！！


｢……特には……？急に避けられた感じです。｣


｢いつぐらいから？｣


｢ゴールデンウィーク合宿2日目くらいでしょうか。｣


……そんな前から避けられてるの！？


｢……なんかした？｣


｢してないはずです。｣


……ふむ。


｢Aの口から気になる一言を聞いたりした？？｣


国見ちゃんのことだし、理由を聞き出そうと何回も会いに行ったんだろう。


少し考えるそぶりをしてから


｢あ。｣


お？


｢俺彼女いません。｣


｢……うん？？｣


及川さん急にそんなこと言われても、何言いたいのかわかんないよ！？

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