【HQ】国見さんは2年のマネージャーにしか興味がありません 【青葉城西】

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そして迎えたゴールデンウィーク。


合宿所が少し遠いため、集合が5時と早めだ。


｢おはようございます。｣


｢おはようくにみん……。｣


すっごい眠い。


朝だからあんまり会話なしで歩く。


学校についた。


｢A、おはよ。｣


｢まっつん先輩、おはようございます……。｣


｢眠そうだなぁ｣


笑いながらまっきー先輩が頭を撫でる。


｢後は……由梨香ちゃんだけ……かぁ。｣


及川さんの顔がひきつっている。


5時5分。やっと由梨香ちゃんがきた。


｢すみませぇん！遅れました……！｣


｢次は気をつけてよね！！｣


及川さん、注意が投げやりになってます。


｢バス乗ろうぜ。｣


岩ちゃん先輩の一声でみんなが乗ろうとする。


｢あ、Aと由梨香ちゃんは先座っといて！｣


｢分かりました。｣


｢はぁーい！｣


私と由梨香ちゃんはバスに乗り込んだ。



国見side。

｢皆どこがいい？｣


及川さんが聞く。


｢A先輩の隣で。｣


｢国見即答かよ！？俺もAの隣がいいっす！｣


矢巾先輩とA先輩、仲いいからな……。


｢いっくよー！さっいしょっはぐーっ！｣


｢じゃっんけっんほーい！！｣


……1人勝ちした。


｢国見ちゃん強！！｣


｢お先です。｣


バスに乗り込んだ。

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