【d!】不良を買い取りました！2 (ページ24)

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124話《合わせたい》ページ24

学校

os「ここで、革命が起きてな〜」

今日も今日とて世界史
Aは寝てるし、他の奴らもなぁなぁ
まぁ要らん知識やし仕方ないめうね

俺のやる気も削れて何となく
窓の外を見つめていた時、校庭

歴史の中で、子供とか小さなやつらは
普通の仕事ができひんから体を
脱いで金を稼いでいた。

Aも、そうなんか？

高校生という建前、
中々正社員にはなれへん
そりゃ体しかないんか
…

よし、今日こそ絶対貢ご

財布の中にある万札を
思い出しながら眠っている君を見つめる

え、なんで教師のおれがそんなに
金を持ってるかって？

…普通の仕事以外で働いてるのは
Aだけっていつ言ったっけ？

───
数日後

体育様も終わり、暑さがジンジンと
強くなり続ける日々が続いていく

Aは、毎日のように体を脱いで
働いてちるの所に貢いでいたが、
ちるの《その要望》が強くなってきた
ことに頭を悩ませていた。

───
病院

ちる「と、友達、いつあえる、？…」
「あー、わかんねぇ…聞いてくるわ」
「…なんで俺の友達と会いたいの？」

ちる「な、ないしょ！」
「…そう。」
「ないしょだと合わせられないかもなー」
ちる「え、うそ、え、…」

「…ま、いいけど」

─

「…」

ちるに合わせる…、誰を？
どうやって伝える？

でも、ちるの要望は叶えてあげたい
…だからといって誰を…

「…」

グルグルと思考回路は
まるでコーヒーカップ

次第に止まっていき、いつのまにか
コーヒーを回すテーブルすら

雑魚寝をしてしまったらしい

───
学校

「…」
syp「A先輩〜」
「…おはよ」

相変わらずショッピくんは、
俺なんかに絡みにくる。
初手と全然違うキャラに戸惑うが、
まぁ…害は今の所ないとしよう

syp「なんすか、俺の顔みて。惚れました？」
「違うわ」

「…ショッピくん」
syp「ん、？」

Aさんが
俺の名前を呼ぶなんて珍しい。
軽い物じゃないと察して、立ち止まり
何時にもなく戸惑った表情のAさん
を見つめ返した。

次にでてきた言葉は、突拍子もなくて
あまりにも簡単だった

「あのさ、…放課後空いてない、？」
「…会ってほしい人がいる」

───

Xたてました。
@atiki_no_nanika
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