【d!】不良を買い取りました！2 (ページ20)

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120話ページ20

廊下

gr「ふん。嫁のダチに借りをつくるのも
悪くないな」
gr「それでは午後、期待してるぞ」

「…どうも」

結局俺とグルッペンさんで
なんとか一重箱。のこり全部は
あの人たちが食べてくれた。
この人、少食なのになんであんなに作ったんだろ

───
教室

kn「…」

聞いたらあかんが、誰あいつ？
親？兄弟？…いや、Aに
来るとは思わん。Aの
保護者代わりのやつか、？

syp「…あの人誰なんやろうな」
ci「親にしては、…距離が近すぎ？」
ut「あ、それ思ったわ。恋人っぽく振る舞い方よな」
zm「は？sha「それはないわ」
rbr「うーん、…でもあのお弁当の量は…
親より愛が重い恋人みたいで…｣

…

少しだけ気持ちがわるかった。

言うことは無いこのセリフ
おそらく全員が持っている感情

Aと、あの男。どういう関係なんや
いつか聞けるようなったら聞こ

───
借り物

zm「A！、お題意味わからんかったら俺使ってええよ！」
「…同じ競技者はダメだって」
zm「は…？」

「…」

ゾムと同じレーンなんて…ついてないな
はっきり言って足はそんなに、なのに

無常のピストルがなり続け
ついに俺の前に誰もいなくなった。

汗がすぐ下の土に湿っていく
…俺だけなら遅くてもいっか

ドン

ピストルが鳴った。
とりあえず前を向いて走った。
頭では分かっているが足が
言うことを聞かず、ゾムに続いて2位

50m走ったところで夥しい量の
紙達に足が止まる。この中から選べと？

zm「好きな人がええ！好きな人がええ、」
「…」

とりあえず目の前にとったものをみて
唖然とする。なんだこれ仕組まれてるのか？

…でもお題変更するころには
他の奴らに先を越される。ゾムが
悩んでる今、これに従うのが最適

感情は捨てろ、勝利を取らなければ

俺はお題の紙とともに
一直線に走った。目立つ金髪目掛けて
走れば、目を見開いた彼が護衛の前で
座っていて

気づいたら即座に立って近づいてくれた
助かる

「き、てください」
gr「ほう？対価は？」
「今は、そんなのどうでもいいから、！」