119話 ページ19
昼休み、大会議室
gr「さぁ！食え！」
「…」
数々の重箱は、食べ物の宝石箱で
色とりどりで美味しそう。…しかしまて
「対価は払ってないです。それに、
こんなに食えません」
gr「なら、借り物競争を見させてくれ」
「…それでgr「次の土曜におまえの朝飯が食いたい。それでも足らんならやる時メイド服で奉仕ぷれいをしてくれ」
「…わかりました。けどほんまにこんなに」
gr「なら友人でも呼べばいいじゃないか。ま、お前にはそんな……え」
───
2-1
kn「2位であんなに騒げるん？」
sha「うるさい！」
ut「まぁまぁ」zm「くくっ」
rbr「…」
Aは、こんへんかった。
折角作ったのにな…
渋々箸を動かしているとコネシマの
後ろから愛しの声が聞こえた
「…お腹すいてる？」
kn「ん？減っとるけど」
zm「Aも腹減っとるん？」
rbr「！どしたん？？」
「…何も事情を聞かないでくれるなら、」
「…大会議室来ない、？」
ut「は？いく」
sha「いくいく！」
「…ありがと」
syp「あ！Aさん〜」
ci「ほんまや！奇遇ですね！」
「…何も事情聞かないなら、大会議室くる？」
tn「…あいつらどこ行くんやろ」
os「あの方向には会議室くらいやけど」
Aが先頭なんて珍しい
しかも顔に何処か安心感
…何があったんやろ、ついてこ
───
zm「うっま…！」
rbr「お弁当の米が進むわ」
sha「すげー」
kn「…」
syp「あ、ちくわ…」
ci「からｯ！」
ut「すげーわ」
gr「…」
「これくらい呼ばないと、
食べきれないと思うので」
3段重箱6箱は無理がある。
皆が食べてくれて食べ物が
捨てられずに済む
なぜこの人が不機嫌かは…
考えないでおこ
gr「これくらい食え」
「…そんなに」
gr「くえ」
「…わかりました」
差し出された皿の上のテリテリの油に
既に胸焼けがするが一応対価を払うので
食べなければならない
こんなに食べないのに
gr「…」
Aにこんなダチがおるなんて
知らんかった。…こいつらは俺より
長い間Aとおれるのか？おかしい
俺のAだろ
ut「うまいっす！あざます！知らん人！」
zm「え、この、でっかい唐揚げ食ってええんか？！」
gr「…好きにしろ。その唐揚げは俺の手作りだ」
「…」
「ゾム。唐揚げ、1個ちょうだい」
zm「！やるやる！」
gr「…」
「…分かりやすい態度とらないでくださいよ」
gr「へへ、…悪いな」
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月28日 22時
