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99話・sha絵・em紹介 ページ49

シャオロンの部屋

sha「ありがとうなぁ、頑張る」

「頑張ってください。」

シャオロンさんに戦争に関する書類を
渡す。さっきまで眠っていたらしく
髪の毛がボサボサだった。犬にこういう
犬種いるよね

sha「…A」
「?」

sha「手ぇ貸して」
「…はいどうぞ」

差し出した手
彼の大きなそれに包まれ
女らしい髪や見た目な彼が男であるのを
実感した。

何をしているのかと、問えば

sha「Aに元気がでるように気送っとる」
sha「…少しは元気なった?」

「私は元から大丈夫ですよ」

sha「…Aの手、触りたかったとかちゃうから」

「…」

触りたかったんだな

「…」

sha「へ?!…」
「あ、すみません」
sha「…」

Aの反対の手が俺の髪に触れた
ワサワサと犬を撫でる手つき

すぐ離れたけど、めっちゃ心地よかった…

sha「…また、して」
sha「それすき」

「…わかりました」


Aが珍しく素直に撫でてくれた
下手くそで髪の毛がもっとボサボサになる
でも、うれしい。Aの匂いが沢山

sha「……また、してくれへん、?」
「…気が向きましたら」

数分したら開放された
満足してくれたらしい

何故自分が手を向けたのか分からなかったが
彼がなんか犬に似ていたから、という理由に
しよう

───
ショッピの部屋

syp「ありがとうございます」

部屋からタバコの匂いが伝わってくる
嫌悪感と、微かな安堵感

彼は、書類を受け取った後
私と目を合わせた。江戸紫色の眼差し

綺麗だな

syp「Aさん、今朝は俺の団員がすみません」
「いえ、大丈夫です」

syp「…Aさん、最近疲れてますよね」
「え、普通です、よ?」

syp「…」
syp「何かあったら言ってくださいね」
syp「話聞いて笑ってやることならできますし」

「…ありがとうございます」



syp「…」

《Aさんの為なら、俺何でもしますからね》

───
エーミール

図書館の司書

Aとの討論が楽しいから
Aにいて欲しいと思っている

Aを見ると幸せになったりする
それを愛だと気づいていない

好きな人には好意を押し付けるタイプ


───

撫でられて嬉しいsha。

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ふむむ(プロフ) - 66話のヒントでもしかしてスパイって…やばいめちゃくちゃ好きです。 (3月23日 3時) (レス) id: 72c4b6a776 (このIDを非表示/違反報告)
まも。 - 53話の絵、めちゃくちゃ上手いしシュールでおもろいの草。才能の無駄使いってやーつ…? (3月20日 22時) (レス) id: f3d61cfa83 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - うえはーすさん» ありがとうございます! (3月18日 13時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
うえはーす(プロフ) - 初コメ失礼いたします!ついに100話まで…!あちき様の作品はどれも素晴らしいものばかりで尊敬いたします!お体にお気を付けて、これからも元気に活動頑張ってください! (3月18日 13時) (レス) id: 9aaf506a02 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - レナさん» すみません…!ありがとうございます (3月5日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年3月4日 15時

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