【d!】一方的なやりなおし2

91話《茶色の剛柔》 ページ41

数日すれば
足も治り、兄さんも
両腕が使えるようになった

───


C国特別会議室にて、


gr「先日から、2件ほど極めて悪質なてろが
貴国の民によって行われているが」
gr「どう責任とってくれるんだ」

zm「…」
syp「…」

os「…」

C国の外交大臣は、1人がけソファに
腰掛けて足をテーブルギリギリまで伸ばし
ていた。吸っていた煙を吐き出し、
じゅっと灰皿に押し付けたあと

黄ばんだ歯をみせつける

？「どうとでも？政府が支持している証拠は無いのでねぇ…」
？「まぁ、隣国の脅威に怯えた人間でもいたのではありません？」

gr「…そうか」

話にならない、このデブは。

オスマンに目配せをして
賠償の書類を見せつける。勿論
これは世界が認めた法を元に作った
正当なものだから、流石に受け取らない
手はない

？「…こりゃぁ、たまげた。こんな額はらいきれませんわぁ」
gr「そうか？妥当な額だが」


gr「無理なら、無理やり奪うだけだ」
？「おや？それはつまり」
？「お宅は此方と戦争がしたいようで？」

gr「…払う気がないのなら、の話だ」
gr「躾のなってない犬に言葉で話しても無駄だろう」

？「酷いですねぇ…そうですね、払うかどうかは考えてみますよ」
？「うるさい犬が噛んできそうですしねぇ」

gr「…」

どうやら、こいつは激情させ
俺らから戦争を引き起こさせるのが
目的らしいその手には乗らない。
大切なものを傷つけられたんや

確実に、冷静に、残酷に、殺す

gr「話にならないようだな」
gr「いくぞ」


？「…あぁ、待ってくださいよ」
？「我々国の幹部さん方」

gr「…」

？「大切なものには、目を離さん方がいいですよ」

gr「…」


syp「ｯ…」

今のセリフは、俺に対して言った
…この《××c国幹部》は俺の目をみて
言っていた。牽制だろうか、
俺の心情をわかっているのだろうか

os「…」

───
Aの部屋

os「A〜」
「…ノックして扉を開けてください」
os「はい、こんこん」

os「疲れたねん、癒して」
「…」

枢機卿は、服を乱して私に
突進し抱きついてきた。流れない
記憶の代わりの違和感、恐怖

岩のように固まって対抗するが
彼は負けじと擦り寄ってくる、こわ

os「ほめて」
「…私に褒められても、寧ろ
舐められたような気をさせてしまいます」
os「俺がゆえって言ってんじゃん」
os「…」
「…外交、お疲れ様です」

「…」
「…」

「よく頑張りました、？」

os「…ん、元気出た」

「…」
へんなの

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