84話 ページ34
教会の一室
os「成程ね。確かに気にはなる」
Aがみた記憶は、
爆破、黒いもの、c国らしい
黒いもの…は、爆破して焼けた人の残骸
C国の仕業
という線もある。証拠もないが
やけど俺に話すくらい重要なんや
…
os「わかった、兄さん所に警備を増やさしとく」
os「他国と2人きりになる状況も伏せさせるわ」
「お願いします」
深深と頭を下げるA
そのつむじに手を置いて撫でてみた
小動物みたいにビックリして、
手を振り払う
「触る必要ありますか」
os「記憶見ないならええやろ」
os「今日は頭いいこと出来たやん」
ちゃんと人を頼れた。それについて
褒めたつもりだが勘違いしたのか
ため息を吐いて彼女は帰ってしまった
os「…」
Aに嫌われてることはわかっている
が、仲間やしAやし、頼って欲しい
多分嫌いなんも勘違いやと思うし…
2人分の紅茶を飲み干して、
枢機卿の服を纏う。若干の化粧を
施して、柔らかくて素敵な
神父様をえんじる
…あいつも、演じてんだろうな
───
図書館
「……」
C国とは、我々国の隣国
軍事は《我々より》したで、
主な産業は観光業
この時代には珍しい帝王が
治める帝政。
総統が治めるこの国とは少し
在り方違う。そして、厄介なのは
オスマンさんが務める宗教の
熱烈な信仰国
宗教とは、厄介なやつだ
信じなければいのに
アレひとつで戦争なんて簡単に
起こせられる。
我々国にある宗教の聖地を奪うために
なら、同機は十分だ
しかし、なぜ私を××として
殺させようとする
…
「………使いやすい弱い女だからか、」
書を閉じる。集めた残りの奴も
同じことしか書いていないだろう
ため息がまた空気中にもれた。
遠くからエーミールさんが見ている
太陽が壁によって遮断されていく
「…」
女、
…
訓令兵になったばかりのころは
そこそこ居た。話したことある
だけど、訓練は女には向いていない
男と同じような生活、体力、脳を
求められている
やめておかしくないんだ
みんな父親が幹部じゃないし、
「そとそも、幹部は恋愛禁止だし」
em「…Aさん、」
「!…はい、」
先程まできり遠くに離れていたはずの
エーミールさんが何故ここに?
体を後ろにさげながら要件を尋ねる
彼は、頬を指で撫でながら
1冊の本を手渡した
「…なんですかこれ」
em「あ、の」
em「…パンケーキの作り方です」
em「お好きらしいので、よかったら」
「…」
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ふむむ(プロフ) - 66話のヒントでもしかしてスパイって…やばいめちゃくちゃ好きです。 (3月23日 3時) (レス) id: 72c4b6a776 (このIDを非表示/違反報告)
まも。 - 53話の絵、めちゃくちゃ上手いしシュールでおもろいの草。才能の無駄使いってやーつ…? (3月20日 22時) (レス) id: f3d61cfa83 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - うえはーすさん» ありがとうございます! (3月18日 13時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
うえはーす(プロフ) - 初コメ失礼いたします!ついに100話まで…!あちき様の作品はどれも素晴らしいものばかりで尊敬いたします!お体にお気を付けて、これからも元気に活動頑張ってください! (3月18日 13時) (レス) id: 9aaf506a02 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - レナさん» すみません…!ありがとうございます (3月5日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2024年3月4日 15時