79話 ページ29
Aが復帰したのは5日後やった
やつれた顔で、講義を受ける姿はなんか
辛かった
zm「…A、おいで」
「…なに、」
俺が寝る大人数部屋の端にAを
寝かせた。無抵抗の彼女を抱きしめて
布団を被せる
zm「…泣いてええよ」
「…いい」
zm「…でも、おまえいま「お前って言わないで」
zm「…A」
「今は何もきかないで、ここにいて…」
zm「…」
Aは、胎児
俺が守らんと死んじゃう
俺が助けてあげるからな
kn「…」
また邪魔者ができた
あいつもはやく、Aから
消さないと
…
いっそ、…やな
大きい雷が一筋堕ちた。
─
zm「A、2人で幹部になれるんやって！」
zm「ずっ、と一緒やな、？！」
「…うん」
zm「なんか知らんけど、俺待っとるから！」
Aと俺は
グルッペン総統の幹部になった。
総統直属の幹部は、彼奴の好みらしい
うれしいなぁ
zm「まっててな」
「…まっててね」
Aは、1ヶ月後になる
理由は知らんかった、てつづきって奴やろ
って思ってた
やけど、その1ヶ月後には
もうAは白くなくて
─
zm「A！久しぶりやな！」
zm「お、おれ待ってたんやで！」
zm「A、？」
冷たい目。なんで、なんでなん
持っててねって言うてくれたんか
あかん、そんなこと言わんといて
「ゾムさん。よろしくお願いいたします」
zm「A！ちょい待てや」
無理やりAの腕を掴む
細い、ゴツゴツしてる
こんなのAやない
zm「お前、ほんまにAなんか」
zm「なら、なんであんな態度なん」
「…」
Aは、心底面倒くさそうにため息を
吐いて俺を睨む
「仕事以外で、呼び止めないでください」
zm「…A」
でも気づいた。Aいつも首が後ろ
怖がってる、いつも何かに
…俺が助けてあげないと、
kn「…もう空か」
俺の胸ポケットにはもう空になった箱
最近、煙草の減りが早い気がする
喫煙所を煙に染めあげながら
息を吐く
虚ろな眼差しで天井を見つめた。
あぁ、白い虫が飛んでて気色悪い
…Aも白かったんやけどな
kn「…これしか分からんかった」
あのままだとAはゾムに惚れる
それだけは嫌やった。やから、
ゾムという盾を外した。
…
俺的には、ゾムはAに
不必要と伝えるだけやった。
やが伝える前にAは
服を剥ぎ取られ
殴られ汚れてしまった
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ふむむ(プロフ) - 66話のヒントでもしかしてスパイって…やばいめちゃくちゃ好きです。 (3月23日 3時) (
レス) id: 72c4b6a776 (このIDを非表示/違反報告)
まも。 - 53話の絵、めちゃくちゃ上手いしシュールでおもろいの草。才能の無駄使いってやーつ…? (3月20日 22時) (レス) id: f3d61cfa83 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - うえはーすさん» ありがとうございます！ (3月18日 13時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
うえはーす(プロフ) - 初コメ失礼いたします！ついに100話まで…！あちき様の作品はどれも素晴らしいものばかりで尊敬いたします！お体にお気を付けて、これからも元気に活動頑張ってください！ (3月18日 13時) (レス) id: 9aaf506a02 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - レナさん» すみません…！ありがとうございます (3月5日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月4日 15時
