64話 ページ14
sha「捕まえてきたで、」
「…」
予想通り弾は敵の腹部に直結していた。
このままだと死ぬが、まだ生きる可能性は
残されている傷
sha「こいつ、エンブレル的に」
sha「"c国"や」
「！……」
また、力が抜ける。頭の中が
記憶でいっぱいになって血が足りない
口の中がぐじゅぐじゅして気持ち悪い
ut「…」
「…わかりました、応援を呼びます」
「ソレは、生かしながら地下牢で話を聞きましょう」
無線で彼らに報告すると、数分も立たないうちに
兵士達が車でやってきた。
医務班が、敵のそいつを治療して
運んでいく。
鬱先生の車はもう乗れないので
兵士に回収させた
…
兵士か
？「Aがよんだらしいよw」
？「やっぱ女の子だから怖いよなー？？」
？「姫プされたいんじゃ」
ut「…」
Aを不快に思うやつは兵士、
俺ら以外の幹部に結構おる
女、こね幹部、嫌な材料を全部煮つめて
出来たような女やしな
それでも、さっきの彼女は、助けてくれた
俺を、…《囮の分際だった》俺を助けた
なんやろうな、これ
今までの女にはあらへん
胸が痛い、うたれたんかな
ut「A、気にすんなよ。あんなの」
「大丈夫です」
sha「A、鬱。俺らの車も来たってさ」
sha「乗ろ」
「はい」
ut「…」
sha「すまん、A。タバコええか？」
「どうぞ」
ut「あ、俺も」
流石のストレスでシャオちゃんも
愛しのAの前で吸い始めた。
俺も負けじと3箱目の煙草を吹かす
sha「…Aも、吸う？」
ut「え」
「…吸えるなら、」
「…はｰ…」
ut「…」
Aが煙草を吸っているだけなのに
なんか胸が熱い。
助けてくれたヤツが、煙草を吸うという
悪さをしてる
からか、意味がわからへん
ut「A、喫煙者やったん？」
「…訓令兵のころ、同期が吸っていたので」
成り行きで吸える体にはなりました
とAが返した。
深堀するなといいだけな横顔
シャオちゃんも察して何も言わない
つまり、無理やり吸わせられていたと
…
ut「…」
Aの汚れた髪、俺らの目が離れた
隙にあいつらにされたんだろう。
なんで言わないんやろ、お人好しやん
腕はかすかに銃弾がかすったらしく
その箇所だけ服が裂け、血がでていた
シャオちゃんも気にしていて、
タバコの火が消えへん
Aは、死んだような目で
自分の煙をみつめる。
煙になってしにたいわとか
ないよな、？
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ふむむ(プロフ) - 66話のヒントでもしかしてスパイって…やばいめちゃくちゃ好きです。 (3月23日 3時) (
レス) id: 72c4b6a776 (このIDを非表示/違反報告)
まも。 - 53話の絵、めちゃくちゃ上手いしシュールでおもろいの草。才能の無駄使いってやーつ…? (3月20日 22時) (レス) id: f3d61cfa83 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - うえはーすさん» ありがとうございます！ (3月18日 13時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
うえはーす(プロフ) - 初コメ失礼いたします！ついに100話まで…！あちき様の作品はどれも素晴らしいものばかりで尊敬いたします！お体にお気を付けて、これからも元気に活動頑張ってください！ (3月18日 13時) (レス) id: 9aaf506a02 (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - レナさん» すみません…！ありがとうございます (3月5日 23時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年3月4日 15時
