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48話 ページ48

zm「…また、添い寝してええか」

更衣室越しに尋ねる。返事は無い
しばらくしたらあのクマも、疲れきった肌も
隠したAが

「…好きにして」

とだけいって部屋を出た

zm「…」

───
食堂



「好きにしてとは言いましたが」
zm「ん?」
「歩きづらいです、離れてください」

彼は、手を体に貼り付け抱きつき離れない
普通の女性なら押しつぶされてた

無理やり二人の間に手を入れて
距離を取ろうとするがニヤニヤした彼は
離れずまるで磁石

zm「好きにしてって言うたやん」
zm「それに、また一緒におってええんやろ」

zm「今まで俺をナイガシロにした分、しっかりくっつかせてもらいますわっ」
「離れてください」

この人は、恐らく私を嫌いになることは
ないな。多少気を崩しても大丈夫そう

sha「え、は!お前ら何してんねん!」
tn「ッ……」

「…おはようございます」
zm「おはよぅ!」

sha「え、は、ゾム?Aと仲良くなったんか?」

あれだけゾムを毛嫌いしてきて
触ることを拒絶していたAが
ため息を吐いて抱きつかれてた

母親とガキみたいたな構図に吹き出す

zm「ちょっとなら、ええて!」
sha「ちょっとやないやん…」

tn「…」
tn「ゾム。ええから早く離れろ」
tn「Aにまた嫌われるで」

zm「!…き、嫌いやないやろ?な、」
「…」

ゾムさんは
トントンさんのセリフで、しおらしくなり
私から二三歩離れた所に飛び降りた

フードの奥は、涙を堪忍袋の緒が
切れてしまいそうに溜め込んでいて

見ていて心のおくがズキンときた

「嫌いじゃないです、だけど距離感大切にしてください」

zm「おん……」


tn「…」


ゾムがAに抱きついていた時
胸の奥がかゆくなった
ムズムズと、蟻が這いずり回っているように

目の前の光景が受け入れたくなかった

tn「…なんでやろ」
sha「ん?」
tn「…病気なんか」

離れた2人をみたら落ち着いた。
なんでなんやろ…

sha「…」

恋なんやろうなぁ…

Aは女や
そして残りは野郎

Aは望んでへん
が、必然的に恋のライバルは増える

トントンも、ゾムも、…



グルッペンも、コネシマも

狙ってる

危険な女やね

ま!俺が???守るけど????

sha「な、今日はビーフシチューやって!」
sha「いこ!A、」

「?あ、ぁはい。」



1回目の人生より
めんどくさいことになってる気がする

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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜!!!! (3月4日 6時) (レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜!暫くはtnさんが沢山でてきますよ! (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました!嬉しいです!❤️‍🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます、、!これからも無理のない程度で更新頑張ってください!応援してます〜!🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年2月18日 19時

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