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39話 ページ39

tn「…入るで」

ノックをしても、返事が来なかった
妙な恐怖感が頭を支配していく



何かあったんちゃうんか、

死んだんちゃうか、

良からぬ妄想が俺を、取り囲み
一刻も早く逃げ出したい


tn「ッ…寝てるだけ?」

tn「ん…c国に反応したのはなんでなん」
tn「お前は、我々国うまれやん…」

tn「なんで、ゾムを避けるん」
tn「あいつ悲しんでるで」

tn「前みたいに…、A?」

独り言のつもりだったが、
Aが反応するかのように震えている
指がピクピクと痙攣し

苦しそうな顔をしていた

tn「ッ!A、起きろ」

肩を揺さぶる。
彼女は魘されていた、の方が近かった。
気づけなかった自分を恨みながら、
無理やり彼女を現実世界に戻す

眠れないって、こういうことなんか
これが毎晩って、…辛いやろ


「……おはようございます、」
tn「おはよう、大丈夫か、?」
「…大丈夫です、」

「…なんですか、何の用ですか」

tn「…お前に、聞きたいことあったんやけど」
tn「それより本格的にその睡眠治さないとやな」

「結構です、慣れますから」

tn「A、どこいくん」
tn「あのさ、」

tn「少しくらい、俺らを信用してくれへんか」

Aは、立ち止まった。
振り返らず、ただ立ち止まって
何も言わない

これも、c国のように地雷だったりするのか

何も言わない静寂が続いたあと
彼女からとても小さい声が聞こえた


「信じてない、わけじゃないです」

tn「ッ!」



tn「…いってもうた」

tn「…」

信じてないって、どういう事やろうか

オスマンなら、わかるか?…

───
教会

os「へっくしゅんッ……噂したの誰めぅ?」

os「…」

静かなここは、嫌いでは無い。
女神の背中を見つめながら弾くパイプオルガン
の音色が好きだから

誰もいない空間で、人に見られるための
オルガンを弾くなんて矛盾しているだろう

os「それが、ええねん」

os「……」

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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜!!!! (3月4日 6時) (レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜!暫くはtnさんが沢山でてきますよ! (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました!嬉しいです!❤️‍🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます、、!これからも無理のない程度で更新頑張ってください!応援してます〜!🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619  
作成日時:2024年2月18日 19時

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