27話※ ページ27
※少しちゅうい
「…」
さっきから何を考えているんだろうこの人
私のクマがどうしたんだ、
os「A」
「はいなんでしょうか」
os「明日、仕事終わったらまっすぐ教会にきてめぅ」
「残業するので、無理です」
os「なら明日は残業禁止って、グルッペンに伝えとくわ」
「…なぜ」
os「ええから、ええから」
気配を消した右腕で彼女の肩に手を置く
感触に気づいて《その衝動》が起きる前に
os「こんかったら、俺《嫌いになるかもなぁ》」
「…」
分かってるんだ、この人
彼の頭の中の回路はきっと誰もわからない
隠しているつもりでもいつも見破られる
だから、苦手なんだ
「…わかりましたので離れてください」
手を払って小走りで数メートル先の
部屋にはいる
「それではおやすみなさい」
os「おやすみめぅ〜」
「…あれ、」
肩を触れられた時、記憶が流れてこなかった
彼は記憶が流れてこない触り方までも知ってると言うのだろうか
もう怖いよ
─
？？
鉄格子の奥には、先月まで仕事仲間と
見てくれていた彼らが
冷たい眼差しで私を見下ろしていた。
足も指も、手も耳も切断された私を
ゴミを、みるかのように
枯れきった声で、無罪を叫ぶ
私は何もしていない、××なんて関係ない
私は、ただ働いていただけだ、
それなのに彼らは何も聞き取らない
ただ私の処刑方法を話し合ってるだけだ
あんまりじゃないか、
本人の前でそれを話すとか
私は、何もしていない
こんな痛みを味会う理由がわからない
目的も果たせていないのに！
？「お前を信頼しなくて正解やったわ」
「…」
───
朝
「はｯ………」
夢で記憶が流れることはかわらない
劈くような頭痛と目眩
あれは、誰のセリフかいつの話か
C国とはどうなったのか
何も分からない。頭悪いな
「…」
時計はまだ夜を指していて
冷や汗を流しても朝礼に間に合いそう
「ｯ…いた…」
冷たいタイルは、私を受け付けない
鏡越しの傷だらけの自分と目が合った
己の傷で、己のはでつけた傷が染みて
痛いと言うなんて
「偉いようになったね」
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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜！！！！ (3月4日 6時) (
レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜！暫くはtnさんが沢山でてきますよ！ (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました！嬉しいです！❤️🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます､､！これからも無理のない程度で更新頑張ってください！応援してます〜！🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年2月18日 19時
