24話 ページ24
ht「あとで、A。俺のところに来てね」
食事が終わりかけの頃Aを呼び止める
全員に響き渡るように言ったおかげで
まだ食べ終わってないAに全ての視線が
集まった。
「え、」と動揺して周りの視線に狼狽えている
これくらいの仕返しが帰ってること
わかった？
「…わかりました」
ht「ん、ごゆっくりどーぞ」
「…」
あいつ、絶対私の事《嫌い》だ
彼に殺されたのだろうか、私は
zm「Aは、時間かかっとったもんな」
zm「あ、俺それ全部食うで？」
zm「ええよな？ん、うま」
syp「相変わらず《仲がいいんですね》」
zm「…せやろ！」
不機嫌なショッピくんに見せつけるように
笑いかける。彼は大事な後輩であるが
《俺の敵》なのに間違いは無い
絶対Aを奪われないようにしないと
syp「…」
Aさんは、口が小さい。
…そして食べなれていない？気がする
手が右往左往していたし
口になんかついてるし
食べなれてないってどういうこと？
俺より人間らしくないやん
「…」
───
ひとらんの部屋
ht「さて…」
「…」
ひとらんさんは、ソファをゆびさす。
その命令に従い彼の動向を探るが、
微笑む彼の次の一手はわからない
ht「美味しかった？」
「美味しかったです」
「仕事があるので部屋に戻っていいですか」
ht「グルッペンから1時間もらってるから」
「…」
ht「偏食じゃないよね」
ht「なんであんな酷い食べ方？」
「仕事ですから、あの」
ht「教えて」
「ｯ…はなして、くださいｯ！」
ソファはこの為か
私の目の前に立ち、その指で
手を掴む。途端に流れてくる記憶
どれだね体を仰け反らせても、離れない
いっそ殴って
ht「落ち着け」
ht「大丈夫、何もしない」
「嫌だ、はなして、！」
記憶が容赦なく頭を突き刺す
力を入れることも叶わず、目も回り始めた
ht「俺を怖がらないで」
ht「何もしないから」
ht「ちゃんと息を吸って、吐いて」
Aは触れた瞬間囚人のように
暴れ出す。「触らないで」、「離れて」から
「殴らないで」、「痛くしないで」まで
数分経って、やっとAが落ち着いた。
真っ赤な目で俺を睨んでいる
ht「…その調子だとさ、何かあったんでしょ」
ht「…少しは、仲間を頼れよ」
「…」
───
《俺の敵》ってどういう意味でしょうね
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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜！！！！ (3月4日 6時) (
レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜！暫くはtnさんが沢山でてきますよ！ (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました！嬉しいです！❤️🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます､､！これからも無理のない程度で更新頑張ってください！応援してます〜！🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年2月18日 19時
