15話 ページ15
※ 自��傷バレ
sn「…」
ペン先がうまく動かせない。何度も空を
舞い文字のひとつ浮かべられない
sn「そうだと思っていたけど…」
Aの体には、恐らく自身で付けた
傷が縦横無尽にこびり付いていた。
あれは、並大抵の人ではできない
自分を、モノと捉えないとできないレベル
そして若干の栄養失調
彼女が食べている姿とか基本見ないのも
それの理由かもしれない。
このまま放置はあかん。何とかして
人並みの健康を手にしてもらわな…
sn「…トントンには、まだ言わないどこ」
めんどくさい
その時ちょうど、扉がゆっくり入り
中から緊張気味の彼がきた
sn「ちゃんと寝たよ」
tn「よかった…どやって寝かせたん？」
sn「あー、睡眠入りの紅茶飲ませたかな」
tn「ふーん…」
sn「なら、僕は部屋に戻るよ。」
sn「あ、この部屋で寝てもいいけど襲わないでな〜」
tn「襲わへんわ！」
ペ神が、髪を揺らして部屋から出ていく
察してくれたのはありがたいが…
tn「…ホンマに寝てる」
目を瞑り全く動かない彼女。
死んでへん？
腕を伸ばし手に触れる。昼のように拒絶は
されなかった。久しぶりの冷たく小さい手
tn「…俺が、お前を助けるから」
あんたは《人形》になんかならんでええ。
俺がそこから連れ出してやるからな…
───
tn「…ん、？」
診断室のソファで目を瞑っていると、
奥から声が聞こえた。
苦しく悶えている声
tn「ｯ…」
声の主は、彼女で
冷や汗を垂らし顔を歪めている。
母音を発して、助けを呼んでいるんやろう
tn「…夢で何があってるんや」
tn「大丈夫、俺が助けるから」
tn「やから、安心しろ。俺がおるから」
湿った手を握り、タオルで
冷や汗を拭いながら声をかけ続ける。
半刻ほどして、やっと落ち着いて
また動かなくなった
tn「…」
tn「…また魘されるかもしれへんからな」
───
「…」
同じ夢を見ていた。しかし、…途中から
暗闇になり何も見えなくなった。暖かく
光の傍の闇。
そして、誰かが私をよんでるようなきがして…
tn「…、ーー、A、」
「…、、？」
何故、私の名前を…？何故ここにトントンさん…？
冴えない頭で周りを見た時に全てを
察した。隣の彼の声から数歩離れて
何故いるのかを問う
tn「あー、…、」
tn「…」
tn「……心配した、から」
tn「すすすまん、…心配しても男が女の部屋に入ったらあかんのは知ってんねん…」
「…」
何言ってんの？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 697人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜！！！！ (3月4日 6時) (
レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜！暫くはtnさんが沢山でてきますよ！ (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました！嬉しいです！❤️🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます､､！これからも無理のない程度で更新頑張ってください！応援してます〜！🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年2月18日 19時
