14話 ページ14
トントンの部屋
tn「…」
「失礼します。書類を持ってまいりました」
tn「おう」
tn「…」
今日も寝坊。やつれていて
薬の効果は芳しくない。青白い顔色
揺れた瞳
tn「…薬、効いたか？」
「仕事に関係なtn「関係ある言うてんねん」
「相性が合いませんでした」
tn「そ、そうか…すまん」
「？…貴方が謝る必要はないですが。」
「自制できない私の責任なので」
tn「…」
書類を片付けたAは、扉の前まで
進んでいた。いつものセリフを吐いて
消えていく
tn「…あんまり、やんか」
ご自愛しろや
───
夜、医務室
「…失礼します」
sn「！…来てくれたんや」
sn「とりあえずこっち座ってよ」
「…わかりました」
意気地無しは断りきれず
来てしまった。差し出された青色の紅茶を
見つめながら要件を問う。
sn「トントンから、聞いたよ」
sn「寝れへんなら、医者の力があった方がいいやん？」
「いえ。じ…」
本は、否定はしない。と言っていた
喉をぐっと抑えて感情の揺れを抑える
「具体的には？」
sn「根本の解決と、対症療法」
sn「寝れへん理由をつぶす手伝いはできる」
「…」
寝れない訳では無い。毎回前世？を
思い出して気分が悪いだけ
もう少しまともな理由にすればよかったな
sn「僕は、医者だから相談してくれたらある程度は解決できる」
sn「ま、君が話してくれたら、だけどね？」
「…」
医者に、頭がおかしい。と判断されたら
弁解の仕様がない。この人にも話してはいけない
sn「ま、とりあえずその紅茶のんで待ってて」
sn「いいもの持ってくる」
「…わかりました。」
結局、私の賛否を明らかにしないまま
彼は準備を始めた。本がなかったら断ってたのに
「…この紅茶に、睡眠薬が入ってるのだろう」
…
───
sn「…トントンすごいわほんま」
Aを連れてくるなんて。
彼女は俺を訝しげに見ていた。紅茶も
何が入ってるか察したのだろう
最悪、気化する薬で相打ち…
数個の薬と、アロマを持って診断室に
足を運ぶ。
sn「ただいま、……え」
信じられなかった。
Aが座ったまま眠っている。
紅茶…、あ、全部飲んでる。
sn「…分からず飲んだか、わかって飲んだか」
特性の薬は、Aの体を侵食し
彼女の脳を深水に送り込む
sn「…とりあえず、よかった」
sn「トントンに連絡と…検査しよっか」
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紫月 香(プロフ) - 続いてくれ〜〜！！！！ (3月4日 6時) (
レス) @page50 id: 579825fe4a (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - こももさん» ありがとうございます〜！暫くはtnさんが沢山でてきますよ！ (2月19日 17時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
こもも(プロフ) - 新作待ってました！嬉しいです！❤️🔥 あちきさんが書くtnさんが凄くタイプで、今作ももちろん全作品が私の心に刺さってます､､！これからも無理のない程度で更新頑張ってください！応援してます〜！🙌🏻 (2月19日 0時) (レス) id: 668a09407c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年2月18日 19時
