【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

kn・看病してみた ページ7

kn「……なんや、お前か」

深夜。突然開いたドアに立っていたのは
眠たそうな、Aというやつだった。

仕事かなんかだろう。
寝巻きで歩く姿にホンマ噛みつきたいが、

他の奴らにされた傷たちで座ることも出来ひん

「上司にさ、…死にそうだから看病してって…眠…」

kn「そのまま殺してくれや」

「嫌ですよ、まだ聞くこと沢山あるのに…」
「…とりあえず、治療しますね」

kn「…」

大きめの治療箱が俺の顔の前に置かれる。
動かせない視界の範囲外で治療が、始まった。

消毒液が染みてくる。痛みで悶えると
「辛いですね、少しふきますね」
といちいち心配してきた。

眠気が覚めてきた頃、治療が終わったらしい
俺は包帯やテープだらけだった

kn「下手くそやな。包帯勿体ないやん」

「苦手なんですよね、壊す仕事ばっかだし」

kn「……」

こいつには敵意もクソもない。ただ
言われたことをするだけのオートマター。
…落としたら、助かる、かも？

kn「お前、こんなことばっか任されて大変やな」

「そうですよー、…私が付けた傷じゃないのに」
「まぁ下っ端なんで言われたことはしますね。」

kn「下っ端なん？えらい強いのに」

「さぁ、どうでしょうね」

「ほら、寝てください」

kn「…痛くて寝れへん」

「なるほど」



kn「？！」

突然頭が浮いたと思えば、
何か肉厚のないものの上に乗った。
不安になる俺の後ろから撫でる手

kn「…膝枕？」

「寝るまでこうしてますよ」
kn「余計寝れへんやけど」

「アイマスクします？目隠し」

kn「…ええわ」

考えるのがだるなってきたわ
数年ぶりの膝枕に、段々と目元が下がってくる
これもごー、もんなんかなぁなんて
思っているうちに、意識もとんでしまった。


「…寝た」

眠った彼に、持ってきた布団をきせる。
肉厚で、寒さに困らなさそうなもの

最近の冷たさは洒落にならないかならね
生きてもらうためには、とことん尽くすよ

「…んじゃ、おやすみー」

rbr・寝たフリしてみた→←ci・服を脱がせてみた※

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