【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

syp・水責めしてみた※ ページ38

「…そんなに、君の好きなモノは大事なのかい？」
syp「…言いたくないです」
「そか」

なら、ごーもんだね。と告れば
彼の顔は引きつった。言わないのが悪い

持ってきた溢れんばかりの水入りの樽を
見せてあげる。青ざめた顔でこちらを
見るので、水責めということも説明してあげた。

syp「は、はーど過ぎません？」
「言わないのが悪いよ」
「じゃ、頭かして」




syp「ふぐ、ｯｯ、あ""はーひゅｯｯ?!」
syp「まｯｯれ"、息が、!!」

「情報はいてくれたら、やめるよ」
syp「あ""ｯｯ、ｵ、ぼぼｯｯ…」

あかん、どなんしよう。
息ができひん。しかもこの水は、
塩が入ってるのか、目に入れば痛い。
生きたくても顔を上げさせてくれない、
視界は塩水で、機能してない。

あかん、これ、しぬ。言わないと、

syp「いい"ま、ﾝ?!ｵ、ごｯｯ…！」

あれ、これ、言えます、も言えへん。
気づいてくへん。どうしよう、
俺ほんまに死ぬんかな？嫌だ、いやだ
死にたくない。まだ、生きたい

真っ暗な闇の中で、1つ腕のようなものが
あったのでそれを掴んだ。微かに入ってきた
酸素を取り込んで、何とか4文字を吐き出す

「…ｺﾞﾎｯ…、わかった。なら、はなして」






syp「はー、…はー、…」
「最初から、言えばいいんだよ」
「顔拭くね」

syp「…」

暖かいタオルが俺の顔をふいていく。
赤く染っていくから、よく見たら鼻血が
出ていた。目薬越しの視界もまだ痛い

syp「…容赦ないですね、アンタ」
「そう？、でも今は君に言われたくないよ」
syp「は？なんでなん？」

「君、私の首絞めたでしょ」

syp「…え、？」

「足あてるだけで気づいてあげたのに」

syp「…」

細すぎひんか？…俺はてっきり腕だと
思って掴んだで？…いや、確かに若干
太い腕だな、とは思ったが

痩せすぎなんちゃうか、

syp「…あんたが、細いのが悪いです」
「そーですか」

syp「…飯食ってないん、？」

敵なのに、なんで俺こんなこと聞いてるんやろ
こいつが死んでくれた方が、いいやん。
なのに、


「飯？食べてるよ」
「はい、拭き終わったから」

「それじゃ、またね」


syp「あ、…」

《また》はぐらかされた。
…あの人は、自分のことを言うのが嫌いらしい。

…

syp「…話くらい、聞くんやけど」
syp「いや、ごーもんしてきたやつの話とか…なんやねん…」
syp「…やけど…」



捕虜は、数時間そこで玉のように転がっていた。

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