【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

kn・根性やきしてみた※ ページ24

※リクエストありがとうございます！



「相変わらず話さないね」


kn「……」

「…はぁ、しかたない」

犬は、ずっと冷たい目をしている
ご飯も与えて、風呂も入らせているのに…
ザンネン

彼の視線を避けながら今日は特別なものを
持ってきた。捕まえた先に押収した

彼のタバコだ。

kn「ｯ……」

「吸いたくない？」

kn「……いらん、」

「…そう」

屈強な精神とやらをもっているらしい。
尊敬と苛立ちがつのった。

新品のライターで、古びた煙草に
火をつける。副流煙で喜ばせないように
距離をとった。

彼にとって大金より価値のあるそれが
無意味に燃やされていく様はかなり辛いだろう

体は疼いて、瞳も灰に焦点を当ててる
渇望して数分も経たずに汗ばんできている

「いらない？話したらあげるけど」

私は、約束は守るタイプ。それはわかってるはず

彼はついに言葉に渋った。
もう少し、か

「…あんま長引くの嫌いなんだよね。」

kn「ちょ、なんや…」

「君が話さないから、これが無駄になったね」

彼の右手を無理やり取り、
血管が通っている指先に思いっきり橙色を
押し付けた。

ジュ、と合図すれば彼の悲鳴が牢屋を反響
流石に辛いのか目元から雫がタレ落ち、
必死に体を震わせていた。

kn「いた""ｯ、…やめ、ろや…」

「まだ熱あるよね」

kn「ｯﾝﾝﾝｯ?!あ""」

「…」

kn「いう、いう"がら…」

「なら言って」


───

kn「……」

全部言ってもうた。…絶望し
体から力が出てこん。視界の中で右手の指
は全部赤紫…黒に変色していた。

それでも尚、ソレを求めてしまう依存性

「吸いたい？あと一本あるよ」

kn「…」

頷けば、従ったと勘違いしたAは
ご機嫌そうにタバコを取り出す。

でもこの手じゃ、吸えへんな

「はい、あーん」
「いい子にはご褒美あげないとね」

kn「…あー、…」

Aの小さい手が触れたあと待ち望んだ
煙が俺の肺を満たした。偽物の心地良さに
目を沈めていると

頭に手が触れた

kn「…」
「いい子、いい子」

kn「…手が痛いわ」

完治は諦めた、無事も諦めた。
重たい瞼に押されている俺に、Aは
微笑んだ。

「いい子にしていたら、痛くなくなるよ」

kn「……」

gr・殴ってみた※(失敗)→←em・お薬を飲ませてみた※

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