tn・一緒に朝飯食べてみた ページ22
tn「…今日は、何もしないんか」
「今日は、違う用事で忙しいんだ」
「話したかったら明日話してね」
tn「…」
Aは、牢屋に入り俺に触れることなく
朝飯の用意を始めた。鉄製の容器に熱いスープ
やパン。我々国より、若干いい待遇の飯
「はい、どうぞ」
tn「……」
味も、こないだからちゃんとするようになった
ひとらんほどでは無いが、不味くはない。
異国の味
「いただきます」
tn「え」
振り向けば、市販のパンを頬張ってる
Aがいた。当然のように座り、
栄養表示を見つめながら頬張っている
tn「え、一緒にくうん？」
「君を監視しながら食べれば効率いいでしょ」
tn「…お前、嫌やないん？。牢屋で敵と飯とか」
「私は、平気だよ」
「あ、これ200kcalなんだ…」
tn「…」
Aは、10コは食べられるのかなと
呟く。そんな体じゃ食えへんやろ
「…これ食べたいの？。時間ないから丁度よかった」
tn「へ」
食べ始めて5分も経っていないのに
Aは立ち上がり自分のパンを片付け始めた。
戸惑う俺に上記を述べる
tn「…食う。かせ」
「言い方」
tn「…」
久しぶりの市販のパン。見慣れたソレ
哀愁を通り越した体は欲して口に
堕落を許す
tn「…Aさん、そのパンをください」
「いい子。はいどうぞ」
このタイミングで頭を撫でた。やはり
撫でられることを待ち望んでいたのか
彼の口は緩んでいる。
少しは私に落ちてくれてるみたいだね
tn「…もういくんか」
「うん。鉄製の器は回収するね」
tn「…多忙やな。俺はあいつらに、そこまでの仕事量は与えへんかったぞ」
「そうなんだ。君は優しいんだね」
tn「…普通やろ、それが」
「普通じゃないよ、優しい子」
tn「…」
また頭を撫でられる。今日は
抱擁はないらしい。
安心感と、切なさが舞い込んできた
「それじゃ、またね」
tn「…」
tn「…疲れた」
俺は何してるんやろ。あんな奴に
吐かせられ振り回され疲れてしまった。
みんなのところに帰りたい、そうして
おかえりと笑ってくれて頑張ったって褒めてくれて
頭を撫でてくれて
tn「……ｯ…？」
この時の俺はまだわからなかった。
Aが俺の頭を撫でる本当の理由を、
俺に優しくする理由を。
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yksbpn(プロフ) - 大切なものを目の前で壊されるとか、おねがいしたいです！ (5月7日 18時) (
レス) @page46 id: 66611c178a (このIDを非表示/違反報告)
ＨｉＮａＴａ／ひなた - シャオちゃんくすぐりごーもんしてください (3月30日 7時) (レス) @page20 id: 46cf81a59e (このIDを非表示/違反報告)
風花 - 初コメ失礼します。よかったら中国式水攻めとかやって欲しいです！キャラはできれば、osさんがいいです！更新楽しみにしています。 (3月21日 18時) (レス) id: 46882931fe (このIDを非表示/違反報告)
涙(プロフ) - どんどんと堕ちていくwrwrdのメンバー達最高です！！リクエストなのですが、腕を切ってその傷に塩水かけてみたをrbr君でお願いいたします！！ (3月16日 20時) (レス) @page46 id: 54da23b7e4 (このIDを非表示/違反報告)
豆花 - 初コメ失礼します！このような拷問ガチで大好きですっごい大好きです！(?)リクエストなのですが虫を食べさせて欲しいです！お相手は誰でも！やらなくても全然大丈夫です！ (3月9日 21時) (レス) id: 2a0ca01157 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年1月31日 20時
