【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

syp・目の前で吸ってみた※ ページ11

「入りますね」
syp「……」

Aは、今日も今日とてやってきた。
腹は満たされたが、…今日は何するんや

「今日は、君の上司についてに聞きたいです」

「コネシマさんの、弱点ありますよね」

syp「ｯ……」

「教えて」

目を点にするショッピは、かなり
動揺していた。もちろんある程度は知っているが
本人たちにも聞きたい

話す気は無いと沈黙を続ける彼。
めんどくさいので少し離れた所に
座り込んだ


syp「…なんすか、」

Aは、離れて座って何もしてこない
こないだみたいに殴ったり、
冷水ぶち掛けたり、…何もしてこんへん

油断している俺を他所に、あいつが
取り出したのは…今まで沢山見てきたソレだった

毎週ダースで買って、毎日消費していた
それは俺の喉を鳴らす

意味の無い母音を発して、Aから
それを奪おうと手を伸ばすが届かない。
その瞬間にも薬で満たされていた脳は、
それを吸えと無茶難題をかましてくる

ショートピース、俺のたばこ

「教えてくれる？」
syp「いや、…ちょ、やけど…」

「…」

syp「あ、…」

タバコに煙が着いた。副流煙だけでも
と顔を上げても煙はやってこない。
それを狙った位置に座ったんだろう

あかん

涎が垂れてきた。手先が震える。
依存性って抜けかけの時に1番
危ないと、誰かが言ってた気がする


「…ファイナルアンサー」

吸いながら、真っ直ぐ見つめてくるA
理性が煙の様に消えた俺は、
部長の秘密を全部垂れ流してしまった。


「…ん、ありがとう。」

ショッピは、鯉の様に口を開けて
どんどん流してくれる。おかげで今なら
確実に彼を殺せる

syp「あの、はよ、…」

「…」

1度思いっきり吸って、
困惑している彼の前に座る。
無抵抗の後頭部に手を添えて
煙を口渡しした

唾液だらけの唇ってキスしずらいな

syp「あ、ぅ………」

煙が入ってきた。脳が手先が興奮している
頭が高揚して動かない俺に構わず口越しに
幸せが参りこんできた。あかん、タバコ
吸ってるのに興奮してる俺

syp「もっ、と…」
「…喫煙者ってタイヘンだね」
syp「はやく、」

syp「……はぁｯ…」
「満足出来た？」

syp「あの、…タバコとライター、置いて帰ってください」

もちろんダメだろうな。だけど、
1度吸ってしまったんやから数時間後には
また吸いたくなる。

syp「…」
「いいよ、らいたはーダメだから」
「私が来た時火をつけてあげる」

syp「……いいんすか」
「別に、するなと言われてないし」
syp「…」

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