【d!】捕まえたので、色々します!《反応集》

zm・ご飯与えてみた ページ2

「失礼します」

zm「……」

「今朝の人です。名前覚えた？」

zm「…るせ」

「…」

今朝もご飯渡したのに、信用は得られてなかった
残念。あんなに優しいんだからしてもいいじゃん

ため息をわざと吐き出し、用意していた
ご飯を片付ける。もったいないが従わないなら
食べさせても無駄

彼は、「え」と女の子のような声を出して
それに自分で気づき自制する。
が、片付けられていくご飯を見つめる
ことはやめられなさそう。

お昼は、食べてないもんね


zm「…態々、持ってきたのに片付けるんか」

「…」

「私の名前、覚えました？」

最後にもう一度聞いてみる。これでダメなら
目の前で捨てよう

zm「……A、だろ」


生存本能に抗えない彼は、
乾ききった歯をくいしばって
呼んでくれた。

「正解です。従って頂いたのでご飯あげますね」

ゴミ箱行きだったシチューやパンを
目の前に置けば、拘,束された体をねじ曲げて
犬のように食べだした。

素直なら、この手錠も離していいかも


「いい子ですよ」

zm「うる、………褒めても情報は話さんぞ」


うるせぇ、と反抗したらどうなるかを
学習した彼は理性的な回答をしてくれた

そのことも褒めた後、
話させるようにするから大丈夫、と

安心させてあげる

zm「……」


初めて見た時は、こいつは殺せると
油断していた。こんな痩せてるやつなんか
兵として終わっとる、と


やけど、今俺はこいつに捕まえられ
こいつの許可が無いと飯にもありつけられへん
いつも沢山食えてた体に、絶食はしんどかった

シチュー、がうまい。パンが美味い。

zm「…」

はやく、出たいわ

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