4話 ページ4
図書館
「…」
執筆の最中、知らない単語が会ったので
気分転換がてら図書館ですることにした。
並一通りでは無い本の数。上を見上げれば
シンデレラ城の様なシャンデリア
茶色を貴重にしたこの空間は、1つの美術館
と言っても過言では無い
em「調べ物ですか？」
「エーミールさん、こんにちは」
em「えぇ、こんにちは」
「はい。調べ物です」
em「何が分からなかったんです？」
「恥ずかしながら、単語の意味がわかりませんでした。」
本当は我々国の歴史だが
言ったらバレる
em「私もよくありますよ」
em「でも貴方の書類は綺麗で見やすいです。助かります」
「そう言っていただけで光栄です」
em「えぇ、…あ、もしよzm「エミさん！」
em「…ゾムさん、どうしました？」
zm「あ！Aやん！なにしてん」
「調べ物です」
エーミールさんは、言葉を遮られ
不満そうにしているが、気づかない
クリーパーは、平然と間に入っていく。
エーミールの方が爆発しそう
zm「偉いな！」
「ありがとうのざいます」
当然のことを褒めてくる彼
心做しかクリーパーも笑ってる……
「…クリーパーいつもと違いますね」
zm「ん?!やｯと気づいてくれたわ」
em「え、どこが？」
「…目が若干細いというか、笑ってるみたいです」
zm「ふふーん、エミさんまだまだだぜぇ？」
em「いやいや、こんな小さいの気づけませんよ…よう気づいたな」
「偶々ですよ。」
間違い探しのゾムさんは、発見された
喜びをエーミールさんにぶつけながら
噛み締めている。そんなに？
エーミールさんも、彼のかまちょに
慣れてるのか嫌そうじゃないし
…いいな
「私、調べ物終わったので部屋に戻ります」
zm「そか！またな！」
em「いつでも来てください。間違い探し俺苦手やから」
「…」
「はい」
我々国の人達は、幹部同士の繋がりが厚い。
家族、と言える程お互いのことを知っていて
友人とも言える程信頼している。
コルプ国にはない光景に、少しだけ
心の奥がザワついた。
───
エーミール
…気づいてない。
真面目な人だなーと思ってる
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2024年1月30日 22時
