210話 ページ10
「それじゃ、オスマンさんの所にいきますね」
会釈をして、彼の部屋まで急ぐことにした。あんまりにも遅くに来てしまうと小言を言われそうだ
syp「愛情、表現…」
…
───
《オスマンの部屋》
os「A、おいで」
「？わかりました」
手招きの先にあったのは、酔い覚ましに良さそうな白湯やフルーツ。正直、お腹は満たされているがこれは助かる。流石だなぁ
オスマンさんは、きっと日本にいたら
さぞモテるんだろうな。中性的な顔立ちも女の子たちを狙い撃ちできるだろうし
os「日本は、狐っぽい顔が流行り？」
「私がいた時は、中性的で目が細めの人が流行っていたと思います」
社畜情報だけれど
向かい合う、のではなく2人がけのソファで並んで座った。…話し合いとかだったら対面の方がいいと思うけど…？
os「もう来て半年やね。もっとあるか」
「ですね。早いものです」
os「困ったことあったら教えてめぅ」
「仕事が少ないことはありますが…それ以外は特に」
「手厚いご支援を頂いていますので」
os「…仕事が少ないねぇ」
「…前の会社と比べて、の話です」
小言の予防線を貼っておくが、彼はそんなつもりは元々無いらしい。遠い何処かを見つめたあと、自身の綺麗な爪をいじる。月に照らされ、特有の光沢が美しい自爪だな
os「な、それってずっと？」
「へ？」
オスマンさんの弄られてたそれの先は私に向いた。彼の凛とした目もこちらを射る。
os「ずっと前から仕事中毒なん？」
「中毒て…、仕事しだしたのは高校を出てからなのでそれ以前は…」
家事とか、家庭教師で追われてたし…
os「…心配やねん。ほんまに」
os「Aが、今までもこんな感じに」
os「《無理して人のために働いてたんかなって》」
「…仕事したいのは、自分のためですよ」
何だこの感覚。見透かされてる気がして好きじゃない。それをわかってるはずのオスマンさんは続けて私に何かを投げつける。
os「癖がついとるんやろ。仕事しないととかそういう…強迫観念ってやつ」
「ははは、そんに無いですよ」
os「仕事しない私なんていらない」
os「私は、仕事をしないと生きちゃダメなんだ」
os「…」
os「聞き覚え、あるやろ」
「…」
どういう、状況
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
