247話 ページ47
古代の魔法には、器が必要だった。それを俺らは囚人を使って補おうとした。
囚人で足りると、思っていたのだ。しかし、囚人だけでは足らないか、より魔力のないものを好んだのかAまでもが汚染されていた。
目を開けない。肌は白い、脱力している。
叫び声なんて、聞こえないくらい叫んだ
喉から血の味がした。構わず叫んだ
死ぬな、それだけだった
「…」
sn「今俺が取り除くから、もう少し耐えろ！」
ci「いやや！死ぬな！なぁ！頼むから！」
ut「A、…しん、だの…？」
kn「…っ」
rbr「ペ神、いるもんはなんや全部とってくる」
？「大丈夫だゾ。Aは生きとる」
syp「ｯ…！」
トントン長官に支えられながら歩いてきたのはボロボロになったグルッペン総統閣下だった。
gr「安心しろ」
gr「Aの手のそれは時期に消える。ペ神はAの体を冷やさないようにしてくれ」
gr「…フォトンの魔力ではあるが、俺の魔力で中和している。拒絶反応せずにその内体に溶けるゾ」
gr「…お前らも魔力はほとんど無い。魔物に襲われるかもしれないだろ。兵士が見張る馬車に戻れ」
gr「総統命令だ。あと、ペ神は兄さんの回復も頼んだぞ」
後ろから来た兵士に次々と幹部は運ばれていく。各々負傷しているので馬車の中は、すぐにミントの匂いが拡がった。Aも言う通りに温められ数日後に起きた。
tn「…終わったな」
gr「あぁ」
tn「…寂しいんか」
gr「…歴史書にその後が書かれない理由がわかった」
gr「…こんなこと書きたくないな」
tn「…でも書くやろ？俺らは」
gr「せやな。正しい歴史を伝えなくては」
tn「ちゃんとしないと、どこぞの社畜が怒るで」
gr「ふははっ、それもそうだ」
gr「…」
ちるは、日本のどこかに飛ばされ数日をかけて元の生活に戻る。神隠しにあった、ということになるんだろう。
…
最後の問題は、Aだ。
あとは、貴方が
『見せたくない貴方』をさらけ出してくれるだけだ
gr「うぐｯ…反動きた…」
tn「こら、…歳考えて動かんからだろ」
gr「それ言うか？……」
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
