234話・syp絵有り ページ34
その頃の日本
syp「まぁ帰還は出来そうっすね」
入口は魔力があれば変化自在に動かせられた。これで何時でも帰れる。
胸をなでおろしている俺をよそに兵士たちは目をチカチカさせ固まっていた。初めてみるもんばっかなんやろ
？「ショッピ様、あれは…？」
syp「シンゴウって言います。赤の時は進まないでください」
？「しんごう、…」
？「ショッピ様！これ、なんですか、」
syp「ジハンキです」
syp「お金を入れて…」
syp「…」
あ、まって金がない。オワタ
syp「…」
日本、というのは俺らの世界より平和だ。
暗い路地でも人は転がってないし、
違法な薬とか血が付着している所もない。
街を歩けば、財布をケイサツに届ける奴や
ばーさんに道を教えるガキ…
いい国なんやな。
syp「…あれ、」
ふと空を見上げると、何回も記憶の中で
みた建物に気づいた。振り返ったが、やはり同じ。
同じ名前、色、形だった。
syp「…Aさんの、会社や」
出勤途中にテレポートされたと、Aさんは言っていた。なら、近くに会社があってもおかしくは無い。こんなに近いとは思ってもいなかったが
あそこに、Aさんを苦しめた奴らが群がっているのだろうか。全員殺したら、Aさんは開放されるだろうか
？「ショッピ様？」
syp「…いえ、なんでもありません。まずは日付の確認です」
顔を無理やり引き戻し、1番最初の任務に手をつける。今は、Aさんのことじゃない。考えろ、俺
syp「…」
どうやら、Aさん達が召喚された日付から1ヶ月ほどしか経
っていなかった。1ヶ月なら、まぁ大丈夫だろ。色々
疲労の兵士を無理やり連れて、眠れそうな場所を探す。Aさんの記憶では《不法侵入》とやらが煩いから気をつけなければ
syp「ここもだめ」
他人の家はダメやって。まぁ、せやな
syp「ここもあかん…」
公園とか、路上は国のものやから勝手に寝たらあかんって
syp「ここも…？」
森や林などの自然も他人が所有しているか、国のものだから入ったら行けない
syp「一体どこで泊まればええねん」
syp「…」
あそこならええか。《持ち主おらんし》
───
兵士から見たsyp様
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
