204話 ページ4
大広間
？「〜〜〜、そしてこの美しくあられるお方こそが！」
？「私たちをフォトンから救った聖女、ちる様なのございます！」
？「うぉーーっ！ちる様！」
？「ありがとーー！」
ちる「えへへ」
大きなたかーい椅子に座ってみんなとお話する。少し恥ずかしいけどいいよね！
「…」
動きがぎこちないトントンさん。やはり彼も緊張するんだろうな。
大広間は私たちの部屋を全部足した位あり、
至る所に金銀の装飾が施されている。この部屋自体が美術品みたい
軽食も頂けるパーティーらしく、ゾムさんに関しては大皿ごと持っていって食べていた。あ、ゾムさん用って書いてる。流石だね
トントンさんから、離れないように居たつもりが人混みに紛れいつしか彼の姿が見えなくなっていた。…早く幹部の誰かと会わないと
「…どこ、…」
四方から睨まれてる感覚に足が竦む。
なんで、こんな女がいるの、って
言われていそうで怖い。
どうしよう、やっぱ歩き方とかあるのかな
貴族とか、偉い人の歩き方や態度とか
どう、しよう…
「ｯあ、！」
rbr「ふふ、ありがとうございます。ではまた〜」
rbr「…ふぅ」
顔布を外した俺を珍重に観察して、通り去っていく男たちは面白くない。
いっそ、飯食って抜け出そうか。なんて思っていた時俺の袖は何かにほんの少し引っ張られた。
rbr「え、誰、…A？」
rbr「どしたん。トントンは？
あいつ、今日お前と一緒おるわって豪語してたで」
「見失ってしまって、…すみません…」
rbr「そうか、なら俺といとき」
「あ、ありがとうございます…」
rbr「…」
目の前のAは、珍しく怯えていた。もしかしなくとも人混み嫌いなんやな。
……めっちゃ可愛いんやけど。オスマンと鬱がコーディネートしたらしいが、バッチリAのええ所を引き出してる。化粧も綺麗やし…飾りも俺好みのものや。
傷も隠れとるしな
…A、放置したら取られるわ。守らへんと
rbr「A、はぐれたらあのデカイ窓の方におって。あいつらや俺が迎えに行く」
「…わかりました」
rbr「…」
可愛いんだけど？…
「…」
…良かったロボロさんがいて。今度、なにかお礼しよう。
しかし
安堵の息を吐けたのは、やっと息の仕方が分かってきた頃までだった。端から端まで通るような声が私たちに気づかせる。
？「これより、ダンスパーティーを行います！」
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
