226話 ページ26
《医務室》
「…いっちゃった、」
余程忙しい何かが行われてるのかな…
することがなく、久しぶりのお暇に
周りのものを見て回ったりしているうちに
眠気がまたおそってきた。トラウマが
また来ないうちに寝よう。
…これいい匂いする。少し借りよ
───
《数分後》
sn「A！起きたん？！」
ひとらんからの報告で、仕事を放棄して
Aのいるはずのベットにかけ出す。
邪魔なカーテンを音立てて開いた時、彼女は
布団と被らず赤子のように丸まっていた。
持っているのは、…俺の白衣。
sn「よかっ、たぁ…」
Aは起きて俺の白衣を取ってまた寝たんや…
…元気そうやね
sn「A…よかった…。なんや、そんなに俺の白衣好きなん…？ふふ」
健康そのものになったAの頬を撫でた。擽ったいらしく声を出して反対側にいってまう。
しばらくすると視線でAが起きた。
A「…おはようございます」
sn「…おはよう。怪我とかあらへん？」
A「大丈夫です。治して下さりありがとうございました」
sn「それは、いいんやけど…ほんまに、大丈夫か」
A「大丈夫ですよ、それより皆さんは？聖女様は、？」
sn「…みんな大丈夫やから」
sn「今だけはAのことだけ考えて」
起きたAを抱きしめた。彼女の匂いが鼻に充満する。好きや…
「…」
sn「…ほんま、もう。どこにも行かんといて」
sn「今回は運が良かった。やけど、次同じことあったら…いや、考えるだけ嫌や」
「…わかりました」
sn「…A、ずっと俺のそばにおって」
sn「君を治せるのは俺しかいないんだから」
「…」
ペ神さん、そんなに思い詰めなくていいのに…
「ｯ…」
抱きしめられてる時にきた、フラッシュバック
彼に勘づかれないようにしなきゃ
仕事に支障が出ないといいな…
「…あの、一応、聞くんですが」
sn「仕事はダメです」
「…」
「ダメですか」
sn「ダメ」
「…」
そっちの方が、フラッシュバックしない気がするのにな
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
