214話 ページ14
「…トントンさん。これってどういう意味ですか？」
tn「ん？あ…これは、えーーっと…」
tn「たしか、マイナーパス言うて…どーでもええ金」
「ありがとうございます」
tn「…」
もう俺に、合計とか名称の名前を聞いてくることは無い。今は俺ですら難しい業界用語を扱うようになった。なんか、もの寂しいわ
tn「A、明後日からショッピくん達が井戸の方に行くねん」
「え」
あ、動きが止まった。なんか嬉しい
tn「Aとちるをぶち込むのは国民にブチギレられる。やけどショッピくんなら記憶は2人分持っとるし何しろ幹部やから許される」
tn「あとは少数の兵士で、《行き来》ができるか調べてくるで」
「…帰れない場合、どうするんですか」
tn「…まぁ、その時はなんとかなるわ」
召喚魔法あるし、ショッピくんなら助けることは出来る。
そういう意味をこめて言ったがAは、不安を孕ませ俺を見つめていた。そうですか…と、呟いてまた仕事に戻る…はずなのにAの手があまり動かなくない。え、なに、好きなんかあいつが
tn「…A、大丈夫やで？ちゃんと帰ってくるし」
「…だといいんですが」
…もしかして、行きたくないからさっきあんなに抱きしめてきたのかな
───
《廊下》
「これを、…エーミールさんにか」
ちる「あ、A」
「あ、聖女様」
ちる「相変わらずお仕事？忙しいね」
「いえいえ、楽しいですよ」
ちる「ねぇ、ショッピくんから何か聞いた？」
「あぁ」
彼女に
優しい人、いて落ち着く人がタイプということを素直に渡せば
ちる「…嫌味？」
「え」
ちる「それってAの方がショッピくんに相応しいって言いたいの？！」
「そういう訳じゃありません」
何故そうなったかは分からないが、聖女様はまだお怒りのようだ。…ショッピさんが聖女様に惚れてくれることを願おう
ちる「いいよね。Aってチヤホヤされて」
「されてませんよ…すみません、渡しにいかないといせませんので」
彼女の気配が魔力のように重たかった。急いで図書館に向かった、いや逃げた。後ろの聖女様がどういう思ってたかなんてわかんない
ちる「…」
───
《図書館》
em「あぁ、ありがとうございます」
em「今日も本を借りられますか？」
「はい」
「…？」
em「ん？気にせんといて」
「…」
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます！！ (12月29日 19時) (
レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます！反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ！ありがとうございます！！嬉しいです！ (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します！！物語が全部好きです！！こんなにハマった小説今までありませんでした！書き方から作り込まれた設定に世界観まで！とても好きです！！貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください！！ (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え！ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あちき
| 作者ホームページ：http://33550619
作成日時：2023年12月20日 23時
