202話 ページ2
tn「これなんや」
sha「中が、光っとる…え、なんか見えへん?」
数人が井戸の中を眺めていると、シャオロンが指さした方向には…あまたの四角く灰色の建物を映している水面があった。まるで鏡のように、この世界にはないものが映し出されていた
…青い空も見える、よくよく見れば…Aやちると似た服を着ているものたちも。
顔を一斉に合わせた。全員口が塞がらない。
つまりだ、
gr「これが、あっちの世界との行き来する扉なんだな」
Aとちるの…生まれの世界だ。
syp「…Aさんの過去と似とる」
tn「…繋がってるんやな」
この行き来できる程のエネルギーを使ってフォトンは生きてたんか。納得
とりあえずは、現地に数人の兵士を残らせ俺らは城に戻る。作戦会議と、パーティーせんとな
sha「瞬間移動使いたいわ」
kn「Aが死ぬやろ」
sha「わんちゃん」
kn「あかん」
───
帰還後
gr「お疲れだ諸君。疲労をいたわりたい所だが今夜はパーティーが開かれる。」
gr「あと少し頑張ってくれ」
帰還した兵士や幹部にそう伝え終われば、各々準備をしだした。
とりあえずこれでええか
───
衣装部屋
「……」
os「これかね…いや、こっちでも似合うわ…」
ut「こっちの方が女らしいで」
「…」
部屋で待機と命令された私がいる場所は、宝石の様に輝く布たちのお部屋でした
こんな社畜をお給料3ヶ月分くらいの姿見の前に立たせ、
あれはこれは……と。
まるで着せ替え人形だね。
「これじゃダメですか」
面倒くさくなって、近くにあったドレスを指させばすごく引いた顔をされて息ぴったりの「ダメ」が帰ってきた。泣く
ut「これは似合わん」
os「あーー、これならええか?」
「…」
以前オスマンさんから頂いたものあるからそれはどうかなと記憶を整理していると、相変わらずプライバシーはないらしく
os「あれは普段着。今選んでるのはパーティー用」
「…」
聖女様が、主役なのだから彼女のを真剣に選べばいいのに…
os「聖女サンは、一通りのセンスはあるから勝手に選ばせてもええねん。Aはないやん」
ut「寧ろ、聖女に選ばせた方がええかもしれへんな」
「…そんなに、センスないですかね…」
とほほ
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あちき(プロフ) - 小豆さん» ありがとうございます!! (12月29日 19時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
小豆 - 5章完結おめでとうございます!反応集も書いてくれてありがとうございます。とっても面白かったです!6章でも頑張って下さい!! (12月29日 16時) (レス) @page50 id: a88cfbd51d (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - かぜ。さん» えぇっ!ありがとうございます!!嬉しいです! (12月29日 10時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
かぜ。 - 初コメ失礼します!!物語が全部好きです!!こんなにハマった小説今までありませんでした!書き方から作り込まれた設定に世界観まで!とても好きです!!貴方様の小説とっても大好きなのでこれからも頑張ってください!! (12月29日 10時) (レス) id: a4d5ca1fed (このIDを非表示/違反報告)
あちき(プロフ) - ビー玉さん» え!ありがとうございます😳💗 (12月28日 8時) (レス) id: c587418d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちき | 作者ホームページ:http://33550619
作成日時:2023年12月20日 23時