たとえ聖女じゃなくても4【d!】

194話 ページ44

syp「…アンタまじ、ロボットですね」
syp「俺らから娯楽費取っていいのでちゃんと金貰ってください」
「口座がないので…」
syp「コウザ…」

「…」

どうやら、この世界線には口座はないらしい。…ATMみたことないかも。どうやら魔法でお金を出し入れてしていて、給料というのは金額がかかれた魔法の紙を通してもらうのだと。

そういや、あった気がする。

syp「てか、魔法使えへんからそもそもできませんね」
「ですね。なら、大丈kn「ん」
「え」

目の前に渡されたパンパンの小袋。嫌でも察したので断れば無理やり持たせられる。

kn「それで少しは買えるやろ」
syp「さすが先輩、俺にもください」
kn「おう」

「…これは、コネシマさんのお金なのでいりません。自分で給料頂きます」
kn「言ったな？」
「え？……あ」





グルッペンさん。引き継ぎの件ですが
この2人なら多分大丈夫です。

───
夜

ちる「…Aちゃん、またショッピくんと話してる」

協力するって言ったよね？…嘘つきなんだ。
Aって嘘つきで性格が悪いんだ。…へぇ
みんなに言ったらどーゆー反応するんだろうなぁ
…なんで、私は愛されなくて嘘つきが愛されるの？意味わかんない。


os「…」

自分がしたことを忘れてる哀れな女やな


rbr「はぁ？俺らと距離置こうは無理やで」
zm「せや！」
sha「えぇ、…なんでそんなことしようとするん」

「…」

クリーパーが2人に告げ口したらしい。ロボロさんは、怒っていて頭から頬をぷっくりさせている。対してシャオロンさんは、どうしてか悲しそう。…対応が大変

「距離置いたら、帰るとき楽だと思ったので」
zm「は？なら、帰んな」
rbr「せや。」

sha「Aは、ぶっちゃけ帰りたいん？」
sha「教えてや」

「……」

また、この質問。どう答えようと沈黙を走らせると目の前のチワワは待てなかった。

sha「なら、Aｻﾝよ。待遇のいい社畜か待遇のわるーーい社畜。どっちになりたい？」
「…どっちでも、」

sha「んー、あ、ならなら！みんなに必要とされてない社畜か必要とされてる社畜。どっちがええ」
「それは、」

必要とされてる方。、と答えた。

必要じゃないのに社畜は給料の無駄だし、いらない。

シャオロンさんは、満足したのか嬉しそうに八重歯を光らせ私の手を取る。しっぽのように振っては顔を近づけて

sha「なら、ここにおって」
sha「俺ら、お前のことが必要やねん」

「……」

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